2009年4月30日木曜日

リアルタイム

昨日偶然テレビで柔道の試合を見た。決勝で残り時間も少なく、選手諸氏は二人ともヘロヘロになっていたが、一方の選手のほうが常に攻めており、相手のほうは攻めが足りないので指導をとられたりしていた。ワタクシも「ううンこっちの人のほうが戦う目をしてるわネ、相手のほうはもう目が泳いじゃってる」などとウンチクをたれた。そして判定で、攻めていた人のほうが勝った。おめでとうございます。やはり最後まで攻める姿勢、ワタクシも見習いたいと思います。

それはそれとして、そのあと7時と9時のニュースと、あとネットのニュースでその試合の結果が報道されていた。それを見るたびワタシは妙な優越感を覚えた。つまり「そうそうこれってワタシリアルタイムで見たのヨね~」という優越感だ。「ニュースじゃダイジェストだけど、実はいろいろあったのヨ、それをワタシ知ってるのヨ」という。あとから冷静に自分で分析してタイヘン面白い心理状態だと思った。

2009年4月29日水曜日

F1

ホンダがF1を撤退したとき、「F1の研究してた人たちがそう簡単にエコの研究なんかにまわれるかいな」などと憎まれ口を叩いたワタシです。そんなホンダのエコカーインサイトが激売れです。タイヘン申し訳ありません。あと木暮さん大好きです。

という話では今日はなくて、アサガオです。去年アホのようにアサガオを植えたらアホのように種ができました。それらをたくさん回収してビンに入れておいたのにスッコーン忘れて今年も種を買ってきて植えてしまったのが3月のこと。幸い突然の寒気などもくぐり抜け、2株はすでに巻き付きたいお年頃、1株それに続き、最近もう1個遅い発芽がありました。

そこで第2次種蒔きを行いました。今度は去年回収した種です。でも不安があります。世の中で売られている果実草花の多くは品種改良されたもので、ごく客観的に見ると「雑種」ということになります。そういう雑種の種を植えたらどうなるのか?予期しないものが生えてくる?あるいは生えない?

加えてそれらの種を回収したときはタイヘン忙しかったので、ついそのへんにあった薬の空き瓶を利用してしまいました。薬とは漢方です。大黄です。でもウィキペ読んだらアサガオの種も下剤の作用があるらしいのでじゃあ同じじゃんと思って瓶を洗いもせずに入れてしまいました。その大黄くさい種を鉢にガガガガと蒔いたところ数日たってもなにも出てきません。やっぱりダメなのかしらだったらいっそのこと種全部すりつぶしてこのまま下剤として使うかと思い始めたころ1体発芽してきました。よかった。今のところちゃんとアサガオのようです。このまま育ってくれることを願っています。他のも発芽するかどうか楽しみです。ちなみにタイトルはそういう雑種の第一代交配種のことをF1というのだそうです。

2009年4月22日水曜日

ヨーグルト

うちでは毎晩ヨーグルトを食べている。もう8年くらい続けていて、おそらく健康によいのだと思う。スーパーのレジでこれを精算すると、何人かのレジ係さんに「続けて偉いわねー」と言われる。この前会った人は自分もヨーグルトを食べているようで「ワタシだって食べないともうお腹の中悪玉菌がウヨウヨいるのよもぉーウヨウヨ」と妙にウヨウヨを強調していた。

ところが最近実は自分はそれほどヨーグルトが好きでないのだということに気がつき始めた。ダソナが出張で晩ひとりでいると食べる気がしないのだ。ある日いつも食べている製品の飲むヨーグルト版が出ていたので買ってみた。少量なので一気に飲める。そこで自分のぶんは毎日コレにするようにしたら毎晩のストレスが驚くほど減った。最近などは自分のぶんは台所で一気に飲んでからダソナに固形のを持って行く。いや大したことじゃないのだが、好物でないものをそうと気づかずそれを食べるストレスにも気づかずよく8年間も続けていたもんだと感心しただけの話だ。

2009年4月16日木曜日

いかんいかん

最近面白い原稿つかプログラムを書いていたのでブログをおサボりしてしまった。いかんいかん。ナニほんの初心者プログラムなのだが、最初場当たり的にだらだらとプロセスを書き垂らすことから始まってメソッドにまとめたりクラスにまとめたり引数を工夫したりして読みやすいプログラムにしていくのがタイヘン面白い。まだ改良できるところがあったりしてナマ言うとまあクルマのチューニングみたいなものなのヨ。限られた時間の中で少しでも妥協点を高くするのが大切なのヨーッ。

あとその間に大学も新学期になり、今度は毎週月曜日行くことにした。選んだ科目に計算機アーキテクチャのIというのがあってこれがIなのに激難しそうだ。なんでも論理回路Iは履修済みのものとしてやるらしい。てやんでいこちとら論理回路は20年前に履修済みでい。センセはめずらしく簡単な教科書を見つけたのでコレを使うヨとホクホクしておっしゃったがソレ買って3ページで頭痛がしてきた。でも社会人でわざわざ選択履修して成績悪いと超ダサいから頑張って勉強することにした。

あとその間にインペリテリが来ることになった。一般発売は4月24日だがHP先行予約というのがあって郵便振込みで振り込めという。通信欄に手書きでインペリテリ7月23日と書けというのだが、招聘元はこれ手作業で処理するんだろうかタイヘンじゃないだろうかと思っているうちに、まさかフッ振米鷺ではあるまいかとウソだけど思い始めた。でも本当に振米鷺でテレビのニュースになったら全国のお茶の間にゼヒ「世界最速ギタリストのコンサートのチケットの名目で」と報道してほしいものだと思った。ちなみに実際振り込んでみたがスペルを間違えたような気がする。

2009年4月7日火曜日

コンデジ奇譚

いつもちょっとした撮影に使うコンデジをふと見たら、茶色い泥のようなものがべったりとこびりついていた。「えッ?これは何?」でもすぐわかった。甘い香りでわかった。チョコレートだッ。

いったいどこで?このコンデジは、いつも外出時に持って行くハンドバッグの外ポケットに入っている。このハンドバッグ、かろうじてサンドバッグと呼ばれないくらいゴツイが、金具でさえすり減って切れるほどの我が酷使にもう二、三年も耐えている。といっても何かの部品は取れたらしくなぜ「穴」があるのかがもうわからないベルトがベロンと出ていたりする。それはいいとしてその裏側がでかいポケット上になっていて、そこに突っ込んで買い物のとき鳥などが現れた日にはすかさず取り出して撮影できるようにしているのだ。

ということはチョコレートがこのポケット内に入って溶けたに違いない。しかしそんなものを入れただろうか。これが日曜日ならスーパーでガラポンをやってはずれるとアメとチョコが計数個もらえるのをこのポケットに入れて帰るが、いつも忘れずに二、三日のうちに喰ってしまうはずだ。

そこで思い出した。その日は午前中大学の聴講制度ガイダンスに行って、帰りエラくハラ減って駅まで着けない気がしたのでコンビニに寄ってチョコモナカを買って喰いながら帰ったのだった。そのときにかけらがポケットに入ったに違いない。

そこでそのポケットを探ってみたが特にべとついている感じはない。だが一緒にポケットに入れているケータイに少しだけチョコがついていた。やっぱりそうだ。濡れた布でポケットの中を拭いたらたしかに微量のチョコが拭き取られてきた。だが微量だ。中に入って溶けたチョコのほとんどはコンデジに吸い取られでもしたかのように集中的についたようだ。コンデジのボデーの金属か塗装にチョコ親和性のよい素材が使われているとでもいうのだろうか。それともただコンデジの上に乗っかるくらいの小さい破片だったのだろうか。たぶん後者だ。いずれにしろ歩きながらチョコモナカを喰うときはチョコの破片の落下に気をつけようと思った。

2009年4月6日月曜日

薄着の季節

きのうはよい陽気で、半袖になったらダソナに「腕太くなったなあ」と言われた。

ガーン

「いやー最初は太ったのかと思ったけど、曲げるとちゃんとコブ出るし。よく鍛えたなあ感心感心」

ええ毎日のダンベルの成果です。400ミリ望遠で頭上のトリ100枚連写くらいは行けます。HATE CREW DEATHROLLのリフもだいぶ速くなりました。

いやー結婚した場合の常で、ダソナなんてのに子外観なんて全然気にしてないと思ってたけど結構見ててくれたのねと思ったらウフフな気がした。でも「曲げるとコブ出る」のに気づいてもらってウフフでいいのかどうかは疑問な気がした。最大の問題は「最初は太ったのかと思ったけど」ということは「曲げてコブ出さないと太って見える」ということなのだろうかということが重くのしかかる気がした。今更ながらスポーツをする女の子のジレンマがわかる気がした。でもワタワタしのやってることは決して間違っていないのダワということを信じて今後もダンベルを続けて、薄着の季節にはなるべく腕を曲げてコブを誇示しながら過ごすように気をつけようと思った。

2009年4月5日日曜日

蔓性

3月に蒔種後3日で芽を出したヒマワリの鉢。朝と午後別の場所に置くなどして日照には十分気を遣ってやっているつもりなのだがどうもヒョロヒョロとしている。同じ場所に置いているアサガオの双葉は二つ、しっかり育っているというのに。

ダソナは当然といえば当然だが朝出社して夜帰宅するので、あまりこれらの鉢を見る機会が少ない(夜は暗い部屋に置いて寝せている)。この前久しぶりに見たらしく、「あのでかいモヤシみたいな植物はいったい何だね」と聞かれた。

ある朝このヒマワリの鉢に水をやったら、土壌のバランスが崩れたらしくヘナヘナと倒れたが折れはしなかった。しばらく窓辺にもたせかけていたら、数時間で、自立できるまでには回復したが茎の大部分が水平にとどまった。その後もアサガオの鉢のほうに鎌首をぐっと突き出して邪魔したりして、もしかしてこいつはこのまま蔓のように、アサガオがまだ蔓になってないのに先に蔓性になって這って成長するのではないか、リング支柱を用意したほうがいいのではないかと思った。でもここ最近ようやく茎も少しずつ太くなり、まだ傾いではいるが倒れずにいる。本葉も出たことだし、頑張ってもらいたいものだ。

2009年4月2日木曜日

2009年のセレスティー

待ちに待ったセレスティーの新作が出た。なぜ待ちに待っていたかというと、前のアルバム「Motal Mind Creation」がタイヘン良かったのだがヴォーカルだけがドヘタだったからだ。ドヘタではあるが、面白いヤツではあった。磨けば光る玉だが全然曇ってて緑青とか吹いてフジツボもたかっているかナという感じだった。コレが次作でどう成長するかがタイヘン楽しみだったのだ。

で、その「Vendetta」という新作を買ってみたがうーんだった。前作はどの曲もウタメロにメリハリがあったのだが、今回のはなんかナイ。ヴォーカルはというと前ほどドヘタな印象はなくなった。きっと練習したんだと思う。それはヨイ。だが意地悪い考え方をするとウタメロが、ヤツでもついていけるほど単調になったのかも知れない。

1曲だけ、「Fading Away」というのがセレスティーらしいメリハリの効いた曲で、ウタメロが始まった瞬間から「コレなんですョコレ、なんでいつもこう来ないんですかね」とうそくさい野球解説者のようなことを言ってしまった(ひとりごとで)。

ただそれがセレスティーらしいというのはワタシの考えだけで、見方によっては「ポップくさい」と言われてしまうメロディーなのかも知れない。クワイヤとかオケとか使って荘厳かつ粛々と進めるのが彼らの趣向なのかも知れない。となるとアルバムの良い悪いではなく、単に好みの問題なんだろうな。