2009年5月20日水曜日

最も凶悪な汚染

全自動洗濯機(と断るワタシは数年前まで二槽式を使っていた)がその日の洗濯を終了したので、中身を出して干しにかかったワタシはじきに異変に気がついた。黒い靴下にチラホラと白く細かな付着物。続いて黒や暗色系のTシャツがホボ全滅状態であるのを認めるのに、そう時間はかからなかった。

やってもーた

ティッシュペーパーが混入したに違いない。本体が見つからないところを見ると1枚くらいが完全に破砕されたのだろう。それにしても完全であるから、糸くずとかそういうレベルじゃなく、一枚はほとんど柄物になっていた。

対処法はいろいろあるだろうが、最近暑かったり原稿たくさん書いてたり大学の講義が難しかったり「バッテリー」が聴くといつも自分が練習しているペースより速かったりと調子の悪いワタシ、完全に判断停止状態になった。つまり、何もやる気が起こらなかった。ただそこは愛の力でダソナの衣類だけはなんとか「ちょっと糸くずついちゃったけどゴメンね」と言い逃れられるくらいにまで復旧させ、自分のTシャツはもうその吹雪柄のまま着て歩いている。いんだヨ洗剤かけて洗ったんだから綺麗なの。ときどき落ちてる紙くずは掃除機で吸い取ってるんだし。ただ昨日その吹雪柄のTシャツのままで寝て朝起きたらTシャツは黒々と綺麗になっていた。あれらのものはこのシーツに移動したのだろうか、コレ洗うときどうしようかと思っている。

2009年5月17日日曜日

シーッ

大学に行くとなるとやっぱりプログラミング言語はCが標準のようで、Cは全然と言って良いほど知らないワタシはプログラミング演習とかとったわけじゃないんだけどなにかにつけて全然と言って良いほど知らないとは言ってられない感じがしてきて、今日は幸か不幸か天気も悪いし家でCの勉強をした。ほんの初級の勉強だったが、思いも寄らないエラーが出て勉強になった。

・scanf関数でキー入力を受け付けてどうこう、という処理では、改行キーもキー入力と見なされてしまう。だからキー入力(をしたつもり)のたびに「入力してください」と表示するように指定したメッセージが二度ずつ出てしまうから、改行記号は読まないような工夫が必要だ。
・printf関数で表示をする場合、数値を出力するのに%dと指定するところを間違って%sと指定したら、コンパイルエラーは出ないけど実行時にコアダンプした。どんな不遜なプログラムを書いてしまったのかと思った。

世の中、Cを今更わざわざ勉強する必要性を疑う傾向もあるようだが、書いたコードがモロに動作に出るっていうか、プログラムの仕組みがよりダイレクトにわかって勉強になる。たとえて言えばCPU制御しないかつメカチューンの車が好きな人の気持ちがわかるような気がした。ちなみにとりあえず大学の講義であわてない程度には勉強できたかナ。

2009年5月12日火曜日

地図の読める女

大学で習っている講義のうちのひとつは、女の先生だ。講義内容は地図情報システムの使い方と情報の分析みたいなもののようだ。「地図というのは位置情報と属性情報を組み合わせて世界のあらゆるものを記述できるものなのデス」と言われてなるほどと思った。今までそういうことを意識していなかった。

とかく女は地図が読めないと言われている中、地図が御専門の女の先生とはまたカッコイイ。地図が読めないことではタイヘン女らしいワタクシもそれで方角とか地理的関係のようなものに興味を持ち始めた。

そこで昨日、方位磁石を買った。だってGPSだとケータイのパケット料も電池の消費もかさみそうなんだもん。それで今日学校に行く途中でたびたび方角を測ってみた。うちから最寄の駅まではSEの方角にあるということ、今まで全く意識していなかったが今回初めて実感した。けどしばらくの間SEを南西と思い込んでいた念入りな方向音痴だ。

加えて、自分の歩幅で大体50m歩くのに100歩くらいとわかった。大学の通用門に大きく、「正門は50m先」と書いてあるところから正門まで歩いて調べたのだ。とすると、方角と歩数で大体の距離がわかるだろう。けどまたそのあと、それじゃ200歩は1kmだなと換算してしまった。足なげーよ。

2009年5月8日金曜日

ブラックボックス

ワタシはとかく目で見えるものに頼りすぎるっていうか目で見えないものにはてんで弱い。だから原子を丸電子軌道を円とかで描かれると、そういう先入観に引き込まれる。そんな状態で原子はさらに素粒子に分かれるとか言われると、その丸いものをパカと割るのかと思ってしまう。
粒子はカタツムリなんかも波の性質を持っているとか、超臨界水は気体と水の両方の性質を持つとか言われても、カタツムリがサーフィンしている光景を想像したり、湯気と水の見た目をそれぞれ想像したりするからわからなくなる。
よく理科の実験は「目で見てわかる」ものにすべしと言われるが、コトによってはそれが「見えないものを推測できなくなる」原因になってはいないだろうか。水の融点沸点とか調べるとき、沸騰してるとか凍ってるとかの目で見た印象のほうが先に認識されてしまい、データがそれにひきずられることはないだろうか。むしろフラスコに布かけて見えない状態で、純粋に温度変化だけを追っていくような実験を、一度はやってみたほうがいいんじゃないかと思う。もうそのときは最後まで布を取らないで、児童生徒には若干フラストレーションが溜まったような状態で終わらせてしまう。彼らがそれを解消するために自分で何かやり始めればしめたものだ。

2009年5月2日土曜日

ピンホール

カメラに親しむようになって思い出すのが「ピンホール」だ。すでに小学校の理科でやっていたように思うが、どうしても理解できなかった。なんで小さな穴を通してロウソクの像が向かいの壁に写るのかということが。固定観念にとらわれたワタクシのヘボアタマでは、物体がそれより小さい穴から「見える」ということが想像できなかったのである。

一方天体望遠鏡のほうは、いかなデカい星でもとおーくにあるので天体望遠鏡のレンズの「中におさまって」見えるという風に理解していた。だからロウソクをうーんとうーんと遠くにやってピンホールの穴からのぞいて中に収まって見えるくらい小さくするというなら理解できるが、どうやったってその位置のピンホールの穴からはロウソクのボデーの部分が真っ白く見えるだけだろうがという風にしか考えられなかった。でもロウソクが危ないからか小学校でも中学校でもその実験をやってくれなくて、確か高校で初めて先生が実演してみせてくれたのを見て、とても不思議だった。

とダソナに言ったら「うちの茶の間にピンホールあるの尻ませんカー?」と言う。「それってどこどこ」ときくとカーペット(お座敷だけど)を指す。「エレクタ」製の棚の棚版には小さな穴が開いている。その一番床に近い段の棚板の穴の下のカーペットに白いワッカが映っていた。「コレが結像してるじゃないですカー?」とダソナは天井の蛍光灯のワッカを示して言う。

なーるほど。全然気づかんかった。ダソナずっと知ってたんだ。自分のダソナながらエライ。

さらに同じ原理のピンホールはそのへんの紙に穴を開けてもできると教わった。A4版の紙の中心に穴を開けてみたワタシにダソナは「それじゃ小さいかもヨ」という。原理がまだ飲み込めていなかったワタシは「ああ紙が蛍光灯のワッカより小さいってこと?」と聞いてしまった。光が回折するということがまだ実感できないらしい。分光機器エンジニアの妻の資格がだいぶないと思った。ともあれ身近な科学おもちゃを見つけたワタシはそれ以来いろいろな大きさの紙にいろいろな大きさの穴を開けてはテーブルや床の上に結像させて遊んでいる。

2009年4月30日木曜日

リアルタイム

昨日偶然テレビで柔道の試合を見た。決勝で残り時間も少なく、選手諸氏は二人ともヘロヘロになっていたが、一方の選手のほうが常に攻めており、相手のほうは攻めが足りないので指導をとられたりしていた。ワタクシも「ううンこっちの人のほうが戦う目をしてるわネ、相手のほうはもう目が泳いじゃってる」などとウンチクをたれた。そして判定で、攻めていた人のほうが勝った。おめでとうございます。やはり最後まで攻める姿勢、ワタクシも見習いたいと思います。

それはそれとして、そのあと7時と9時のニュースと、あとネットのニュースでその試合の結果が報道されていた。それを見るたびワタシは妙な優越感を覚えた。つまり「そうそうこれってワタシリアルタイムで見たのヨね~」という優越感だ。「ニュースじゃダイジェストだけど、実はいろいろあったのヨ、それをワタシ知ってるのヨ」という。あとから冷静に自分で分析してタイヘン面白い心理状態だと思った。

2009年4月29日水曜日

F1

ホンダがF1を撤退したとき、「F1の研究してた人たちがそう簡単にエコの研究なんかにまわれるかいな」などと憎まれ口を叩いたワタシです。そんなホンダのエコカーインサイトが激売れです。タイヘン申し訳ありません。あと木暮さん大好きです。

という話では今日はなくて、アサガオです。去年アホのようにアサガオを植えたらアホのように種ができました。それらをたくさん回収してビンに入れておいたのにスッコーン忘れて今年も種を買ってきて植えてしまったのが3月のこと。幸い突然の寒気などもくぐり抜け、2株はすでに巻き付きたいお年頃、1株それに続き、最近もう1個遅い発芽がありました。

そこで第2次種蒔きを行いました。今度は去年回収した種です。でも不安があります。世の中で売られている果実草花の多くは品種改良されたもので、ごく客観的に見ると「雑種」ということになります。そういう雑種の種を植えたらどうなるのか?予期しないものが生えてくる?あるいは生えない?

加えてそれらの種を回収したときはタイヘン忙しかったので、ついそのへんにあった薬の空き瓶を利用してしまいました。薬とは漢方です。大黄です。でもウィキペ読んだらアサガオの種も下剤の作用があるらしいのでじゃあ同じじゃんと思って瓶を洗いもせずに入れてしまいました。その大黄くさい種を鉢にガガガガと蒔いたところ数日たってもなにも出てきません。やっぱりダメなのかしらだったらいっそのこと種全部すりつぶしてこのまま下剤として使うかと思い始めたころ1体発芽してきました。よかった。今のところちゃんとアサガオのようです。このまま育ってくれることを願っています。他のも発芽するかどうか楽しみです。ちなみにタイトルはそういう雑種の第一代交配種のことをF1というのだそうです。

2009年4月22日水曜日

ヨーグルト

うちでは毎晩ヨーグルトを食べている。もう8年くらい続けていて、おそらく健康によいのだと思う。スーパーのレジでこれを精算すると、何人かのレジ係さんに「続けて偉いわねー」と言われる。この前会った人は自分もヨーグルトを食べているようで「ワタシだって食べないともうお腹の中悪玉菌がウヨウヨいるのよもぉーウヨウヨ」と妙にウヨウヨを強調していた。

ところが最近実は自分はそれほどヨーグルトが好きでないのだということに気がつき始めた。ダソナが出張で晩ひとりでいると食べる気がしないのだ。ある日いつも食べている製品の飲むヨーグルト版が出ていたので買ってみた。少量なので一気に飲める。そこで自分のぶんは毎日コレにするようにしたら毎晩のストレスが驚くほど減った。最近などは自分のぶんは台所で一気に飲んでからダソナに固形のを持って行く。いや大したことじゃないのだが、好物でないものをそうと気づかずそれを食べるストレスにも気づかずよく8年間も続けていたもんだと感心しただけの話だ。

2009年4月16日木曜日

いかんいかん

最近面白い原稿つかプログラムを書いていたのでブログをおサボりしてしまった。いかんいかん。ナニほんの初心者プログラムなのだが、最初場当たり的にだらだらとプロセスを書き垂らすことから始まってメソッドにまとめたりクラスにまとめたり引数を工夫したりして読みやすいプログラムにしていくのがタイヘン面白い。まだ改良できるところがあったりしてナマ言うとまあクルマのチューニングみたいなものなのヨ。限られた時間の中で少しでも妥協点を高くするのが大切なのヨーッ。

あとその間に大学も新学期になり、今度は毎週月曜日行くことにした。選んだ科目に計算機アーキテクチャのIというのがあってこれがIなのに激難しそうだ。なんでも論理回路Iは履修済みのものとしてやるらしい。てやんでいこちとら論理回路は20年前に履修済みでい。センセはめずらしく簡単な教科書を見つけたのでコレを使うヨとホクホクしておっしゃったがソレ買って3ページで頭痛がしてきた。でも社会人でわざわざ選択履修して成績悪いと超ダサいから頑張って勉強することにした。

あとその間にインペリテリが来ることになった。一般発売は4月24日だがHP先行予約というのがあって郵便振込みで振り込めという。通信欄に手書きでインペリテリ7月23日と書けというのだが、招聘元はこれ手作業で処理するんだろうかタイヘンじゃないだろうかと思っているうちに、まさかフッ振米鷺ではあるまいかとウソだけど思い始めた。でも本当に振米鷺でテレビのニュースになったら全国のお茶の間にゼヒ「世界最速ギタリストのコンサートのチケットの名目で」と報道してほしいものだと思った。ちなみに実際振り込んでみたがスペルを間違えたような気がする。

2009年4月7日火曜日

コンデジ奇譚

いつもちょっとした撮影に使うコンデジをふと見たら、茶色い泥のようなものがべったりとこびりついていた。「えッ?これは何?」でもすぐわかった。甘い香りでわかった。チョコレートだッ。

いったいどこで?このコンデジは、いつも外出時に持って行くハンドバッグの外ポケットに入っている。このハンドバッグ、かろうじてサンドバッグと呼ばれないくらいゴツイが、金具でさえすり減って切れるほどの我が酷使にもう二、三年も耐えている。といっても何かの部品は取れたらしくなぜ「穴」があるのかがもうわからないベルトがベロンと出ていたりする。それはいいとしてその裏側がでかいポケット上になっていて、そこに突っ込んで買い物のとき鳥などが現れた日にはすかさず取り出して撮影できるようにしているのだ。

ということはチョコレートがこのポケット内に入って溶けたに違いない。しかしそんなものを入れただろうか。これが日曜日ならスーパーでガラポンをやってはずれるとアメとチョコが計数個もらえるのをこのポケットに入れて帰るが、いつも忘れずに二、三日のうちに喰ってしまうはずだ。

そこで思い出した。その日は午前中大学の聴講制度ガイダンスに行って、帰りエラくハラ減って駅まで着けない気がしたのでコンビニに寄ってチョコモナカを買って喰いながら帰ったのだった。そのときにかけらがポケットに入ったに違いない。

そこでそのポケットを探ってみたが特にべとついている感じはない。だが一緒にポケットに入れているケータイに少しだけチョコがついていた。やっぱりそうだ。濡れた布でポケットの中を拭いたらたしかに微量のチョコが拭き取られてきた。だが微量だ。中に入って溶けたチョコのほとんどはコンデジに吸い取られでもしたかのように集中的についたようだ。コンデジのボデーの金属か塗装にチョコ親和性のよい素材が使われているとでもいうのだろうか。それともただコンデジの上に乗っかるくらいの小さい破片だったのだろうか。たぶん後者だ。いずれにしろ歩きながらチョコモナカを喰うときはチョコの破片の落下に気をつけようと思った。

2009年4月6日月曜日

薄着の季節

きのうはよい陽気で、半袖になったらダソナに「腕太くなったなあ」と言われた。

ガーン

「いやー最初は太ったのかと思ったけど、曲げるとちゃんとコブ出るし。よく鍛えたなあ感心感心」

ええ毎日のダンベルの成果です。400ミリ望遠で頭上のトリ100枚連写くらいは行けます。HATE CREW DEATHROLLのリフもだいぶ速くなりました。

いやー結婚した場合の常で、ダソナなんてのに子外観なんて全然気にしてないと思ってたけど結構見ててくれたのねと思ったらウフフな気がした。でも「曲げるとコブ出る」のに気づいてもらってウフフでいいのかどうかは疑問な気がした。最大の問題は「最初は太ったのかと思ったけど」ということは「曲げてコブ出さないと太って見える」ということなのだろうかということが重くのしかかる気がした。今更ながらスポーツをする女の子のジレンマがわかる気がした。でもワタワタしのやってることは決して間違っていないのダワということを信じて今後もダンベルを続けて、薄着の季節にはなるべく腕を曲げてコブを誇示しながら過ごすように気をつけようと思った。

2009年4月5日日曜日

蔓性

3月に蒔種後3日で芽を出したヒマワリの鉢。朝と午後別の場所に置くなどして日照には十分気を遣ってやっているつもりなのだがどうもヒョロヒョロとしている。同じ場所に置いているアサガオの双葉は二つ、しっかり育っているというのに。

ダソナは当然といえば当然だが朝出社して夜帰宅するので、あまりこれらの鉢を見る機会が少ない(夜は暗い部屋に置いて寝せている)。この前久しぶりに見たらしく、「あのでかいモヤシみたいな植物はいったい何だね」と聞かれた。

ある朝このヒマワリの鉢に水をやったら、土壌のバランスが崩れたらしくヘナヘナと倒れたが折れはしなかった。しばらく窓辺にもたせかけていたら、数時間で、自立できるまでには回復したが茎の大部分が水平にとどまった。その後もアサガオの鉢のほうに鎌首をぐっと突き出して邪魔したりして、もしかしてこいつはこのまま蔓のように、アサガオがまだ蔓になってないのに先に蔓性になって這って成長するのではないか、リング支柱を用意したほうがいいのではないかと思った。でもここ最近ようやく茎も少しずつ太くなり、まだ傾いではいるが倒れずにいる。本葉も出たことだし、頑張ってもらいたいものだ。

2009年4月2日木曜日

2009年のセレスティー

待ちに待ったセレスティーの新作が出た。なぜ待ちに待っていたかというと、前のアルバム「Motal Mind Creation」がタイヘン良かったのだがヴォーカルだけがドヘタだったからだ。ドヘタではあるが、面白いヤツではあった。磨けば光る玉だが全然曇ってて緑青とか吹いてフジツボもたかっているかナという感じだった。コレが次作でどう成長するかがタイヘン楽しみだったのだ。

で、その「Vendetta」という新作を買ってみたがうーんだった。前作はどの曲もウタメロにメリハリがあったのだが、今回のはなんかナイ。ヴォーカルはというと前ほどドヘタな印象はなくなった。きっと練習したんだと思う。それはヨイ。だが意地悪い考え方をするとウタメロが、ヤツでもついていけるほど単調になったのかも知れない。

1曲だけ、「Fading Away」というのがセレスティーらしいメリハリの効いた曲で、ウタメロが始まった瞬間から「コレなんですョコレ、なんでいつもこう来ないんですかね」とうそくさい野球解説者のようなことを言ってしまった(ひとりごとで)。

ただそれがセレスティーらしいというのはワタシの考えだけで、見方によっては「ポップくさい」と言われてしまうメロディーなのかも知れない。クワイヤとかオケとか使って荘厳かつ粛々と進めるのが彼らの趣向なのかも知れない。となるとアルバムの良い悪いではなく、単に好みの問題なんだろうな。

2009年3月28日土曜日

ピンクの

種を蒔いて芽が出たとたんに寒気が居座りやがって人の園芸の邪魔をするが、春は春だ。お天道様の高さはごまかせねぇ。うちの近所でもソメイヨシノがチラホラと咲き始めた。

この時季スーパーに行くと「ピンクのお菓子」がやたらに目につく。イチゴ系とサクラ系に分かれている。ここ数日「さくらういろう」というのが売られていてこれが罪だ。

ワタシは「半透明半固体状態」というのにデラ弱い。大学でも半固体状態がやりたくてコロイド系の研究室に行ったようなものだ。てのはウソだが、そうした実験はタイヘン楽しかった。水と油の界面に並んだ石英の粒子同士をシリカ析出で架橋しようという試みを行ったことがあって、ケイ酸ナトリウムの溶液に塩酸垂らして行ってシリカの析出をモニタするという実験に、pH3くらいでオレンジ色から赤に変わるたしかメチルレッドを指示薬に使った。明らかにオレンジや赤の半固体状態が作りたいという意図で行ったものでタイヘン楽しかったが実験は失敗した。

そんなワタシの目の前に毎日、スーパーの菓子売り場でピンクのういろうが突きつけらる。ものすごーく喰いたいのだが、筆箱くらいのサイズだ。とても喰い切れまい。あとうちのメンテの悪い包丁では切れまい。
ワタシにはわかっている。これは腹が空いているわけでもないし舌が味を求めているわけでもなく、目が喰いたいと言っているだけだ。それにこの前御近所のギタリストさんたちと行った会合で持ち寄った菓子がしこたま残っている。だから買わないでいる。

2009年3月27日金曜日

ドミネチェック

昔はよく「死にたい死にたいというヤツに限ってホントは死なない」なんて言われたものだが、現代はそういう考えは全く無謀というかむしろ、日ごろから気合とか根性とか全開とか言ってる人がフッと鬱になってしまう危険のほうが大きいのではないかと思う。

おそらく自分が強い精神状態にいるときやハッピーなときは自分の状態を意識してないから、急に状態が落ち込んだときその落ち込んだことにショックを受けてさらに落ち込んでしまうのだろう。アレこの前読んだ湾岸の北見のオッチャンの話とおんなじになってしまったな。

だからときどき落ち着いて自分の状態を確かめるのがよいだろう。ワタシはと言えばまぁーそろそろコーネンキを考えてもいい年齢になってきたけどまだ大丈夫そうだ。「ガンバレ」「気合だ」「肉体を支配するは魂」のような言葉がまだ効く。サボっても「これも人生を豊かにするため」とか言い訳できる。

自分の気力や心理状態をお手軽にチェックできるのは今聞ける音楽だ。こんなワタシでもさすがにヘバるときがあって、そういう時はあまり肩の凝らないシャドーズフォールとかアンドロメダとか、イングベーとかジョンペトルーシのソロアルバムとかチルボドのBlooddrunkとかしかきけないカンジだ。サイコーに充実してるときあるいはちょっと活性化すればサイコーになるときにドミネのEmperor of the Black Runesが聞ける。コレ昨日の夜は聞けなかったが今朝聞けた。だからちっと今日はドミネは無理だなと思うときは、ヘバってることになる。

一方アーチエネミーのBlack Earthばかり何度でも聞きたいときは別の意味でちょっとマズいので、家事でもするか外に走りに行くとかで気分転換したほうがいいのかも知れない。

2009年3月26日木曜日

ブラックサバス

いや外来種の魚の話じゃなくて。

ロシアのメドベージェフ大統領はブラックサバスがお好きらしいとどっかの報道で書いていたが、オジーファンには申し訳ないがワタシはほらロニ子がのに子になったくらいロニージェームズディオが好きだから、ブラックサバスは「Dehumanizer」を一枚きり持っている。昔はヘブンアンドヘルとかも持ってたんだけど、Dehumanizerに比べるとまだアマい感じがする。

にしても最近聞かなかったんだけど、今ちょっと急にトニーアイオミのシブシブのギターがききたくなって久しぶりにかけた。こういう、「頭の中でいいカンジがした」ときって、いざ実際耳で聞いてみるほどそれほどでもないってことわりとあるんだけど、ちゃんと期待通りだったっていうかロニージェームズディオがやっぱうめぇ。レインボーのころよりややヒネくれたところがアイオミのシブシブギターとタイヘンよく合っている。でもステージでこの二人がカラんだりするのはなんか見るのイヤだ。

2009年3月23日月曜日

早すぎるめざめ

先週火曜日だかに爆植した「アスター松本」が、金曜午後見たらなんと発芽していた。さらに日曜朝にはアサガオまで一匹、まだ種皮をかぶったままだが、起きていた。

はえーよ。

松本はともかく、アサガオのほうはこの先2週間は寝ているとふんで植えたのだ。アサガオてヤツは寒さに弱い。去年外に蒔いて5月に発芽したはいいが、そのあと雨続きで気温も上がらなかったので可哀想に腐って逝ってしまった。だから外に植えるのはもうやめにして、十分大きくなるまで部屋で育ててからあったかくなったころ外に出してやろうと思っていたのだ。でも部屋だってこの局所暖房の日本住居では廊下は冷える。今日は天気がいいので窓辺で干上がりそうなくらい日光を浴びているが、天気予報では夕方から急に寒くなるらしいし水曜とかは雨で気温も上がらないらしい。どーしようか。茶の間に移そうか。でも植木鉢の土と一緒に寝起き食事するのもなあ。サランラップでもかぶせて穴あけてやるか。と悩んでいるところだ。

そんな今朝はダソナがつくばに出張なので朝4時50分に起きて台所で牛乳あたためてカフェオレにして茶の間に持ってくると、トースターのパンを回収しながらダソナがポツリと言った。「今更ながらつくば出張の起床時刻は5時50分でよかったと言わざるを得ない」

そうだった。4時50分てのは京都とか広島出張の起床時刻だった。でもきのうお互いボッケとしていて、「明日つくばだから」「じゃあ4時50分だね」「うん」てことでどちらも気が付かなかったのだ。そこでメシは食ってそのあと1時間くらい、茶の間にそれぞれ打ち上げられた魚のように転がって寝て、もう一度目覚ましで起きてダソナは無事出かけていった。可哀想なことをした。でも寝坊してメシ食う間もなくすっ飛んでいかなければならないよりはいっか。

2009年3月19日木曜日

花粉症

東北に住んでいた頃は花粉症なんてぜーんぜんだったが、関東に来てやっぱり花粉症にやられるようになった。というのは正しくない記述で、東北に住んでいたころも同じ地域で花粉症の人は多かったので、ただ単にワタシの体質が変わったのか年喰っただけなのかも知れない。

と、いっても、ワタシの花粉症はたいてい花粉が飛び始めたころの1週間くらいだ。2月、早いときには1月くらいに突然目が痛くなったりチリ紙にお世話になったりする。でも薬を飲むほどでもないし、外ではあまりならない。暖かい部屋に戻ってくると、数分間いろいろある。という感じで、時期が過ぎるともう全然平気になる。

しかし今年はさすがに花粉量が多いせいか、2月末に驚いた。ワタシはどっちかというと目が痛くなるほうなのだが、買い物に行った先でハナにハンカチが手放せなくなり、帰り道では初めてのことだが涙が流れた。いきなり目からポロポロと溢れ出し、エヴァ10巻の綾波のように「これは涙?わたし泣いているの?」とか思った。でもそれは結局その日だけで、今は乗り越えたらしい。ときどきくしゃみ出るけど。

症状があったときも、戸外でメジロちゃんなどを激写しているときは目も鼻も全然だった。そのかわり帰りがメロメロだ。ということはやはり精神的なものがあるのかも知れない。花粉症は機構もハッキリした症状ではあるけれど、まだワタシは自分に対しては根性論を適用してみようかなと思っている。

2009年3月18日水曜日

爆植

最近やけに暖かいので、予定を前倒しして朝顔の種を植えた。
去年、ブログがお休み気味だったので公開していなかったのだけれど、のに子大緑化計画を遂行した。つまり地球温暖化防止に協力しようってわけだ。うちは朝に廊下側、昼に茶の間、夕方にその隣の部屋に、各二時間ほどキョーレツに日が入る。それらを遮って室温上昇を防ぎかつヤツらに光合成をさせることによって二酸化炭素も削減する。植物は鉢に植えて窓辺もしくはベランダに置く。

植物としてはツル性のカーテン効果を期待して、朝顔とゴーヤーを試した。だがゴーヤーは植えるのが遅かったので、ベランダで生やしたところ実がなる頃に秋の雨ばかり降ってしまい、あの愛嬌ある実がとても可哀想だった。それとは別の問題として、成ったところで苦くて食えない。そこでどうしようか思案中だ。

問題は、枯れたあとどうするかだ。これ燃えるゴミに出してしまったらせっかく吸収した二酸化炭素がまた放出されてしまう。去年の分は枯れたヤツを庭にほったらかしておいたらだんだん体積が小さくなって、いわゆる土に還った状態になった。でもそれって結局微生物とかダソゴムシ君とかが分解する過程で二酸化炭素は出ていることになる。ゆえに草を植えるのは室温上昇を防ぐ効果はあっても二酸化炭素を削減する効果は低いと考えざるを得ない。

そこで木だ。木なら葉っぱは落ちても幹の部分は生きている限り炭素が保持されるはず。てなわけで去年、春ごろスーパーで買ったりんごの種を6つくらい植えたら全部芽が出て、まだ1年もたっていないのに苗木にまでなった。ヤツら秋には生意気にも紅葉して今は坊主だ。近頃そのうちの一本に新芽が出てきて、コイツは第一回の越冬成功ということになる。他のヤツらはまだわからない。

ただし木を育てるのに一番の問題は、うちが借家だということだ。今の苗木はまだみんな鉢に植わっているが、これが大きくなったところで敷地には植えられまい。これもどうしようか思案中だ。青森の伯父さんが引き取ってくれないかなとそれとなくもちかけているのだが笑われるばかりで見込みは薄い。

ダソナにはその無計画な栽培行動をどうにかしろと言われている。にもかかわらず今年も、また無暗に植えてしまった。でもやっぱり芽が出るのは楽しみではある。

2009年3月17日火曜日

野村胡堂

コンピュータ技術の解説はやはり威勢良くパンパーンと行くのがいい。そんなワタシのレトリックの出所は中学高校と読みふけった野村胡堂の「銭形平次捕物控」だ。10巻くらいあった文庫本を何度も読んだものだ。今持っていないのも、風呂の中でまで読んだのでボロボロになってしまったからだ。

最近それをまた読みたくなって再び買おうとアマゾンで探したが、以前の出版物はもう出ていない。そのかわり傑作選の新装版というのが光文社文庫から1冊だけ出ていた。文庫本は500円ちょいだが代引き手数料と配送料で1200円かかった。アホだ。

読んでみたがやはり素晴らしい。3行(ガラッ八のセリフと親分のセリフ、そしてナレーション)で魅せられる。これだ。我が著作物のオリジンとなるべきはこの文体だ。でも厳密に考えると江戸時代の文体じゃなくてこれが書かれた昭和初期の文体がいいということになるのだが。以前の出版物は中古では出ているようなので、後日大人買いしよう。そして確定申告のときに資料として必要経費に計上しよう。

2009年3月16日月曜日

ボターンが苦手

我が携帯にはボデーの横にマナーボタンがついている。携帯を手にするとなにかとコレが押される。先週のある日このマナーボタンが押されてしまっているのに気づかず2時間ほど原稿作成に熱中していたら(するんですョガンバってるんですョ)出張先のダソナから今帰るというメールが3通も溜まっていた。

これに激しく遺憾の意を覚えたワタシは、まず冷静に、マナーボタンを使わずにメニューからマナーモードに切り替える方法を確認してから、そのにっくきボタンを爪切りのヤスリでヤスって平坦にしたのちアロンアルファで固めて動作不能にした。
最近のアロンアルファは昔より接着に至る時間が長くなったような気がする。昔はホントに瞬間で、これで指くっつけたらどうなるんだろうとやってみたら天罰てきめんでタイヘンな思いをした思い出などもあるが、あまり硬化時間が短いとむしろ不便な場合があるという判断で製造者側があえて少し長くしたのか、それともワタシのただの思い込みなのかは全くわからない。にしても数分で目的は達成された。

日頃からパソコンでないデバイスの操作ボタンが苦手だ。長押しもだめだ。「ヘンなとこ押してヘンな風になる」のにいつも閉口している。こんなワタシにはやはりタッチパネル式のWinモバとかiPhoneあるいは来たるべきアンドロイドなどが向きだろう、やはりヤルかiPhoneと思って仕様を調べた。サイドボタンがあることはある。だがきっとサイドボタンをロックする設定もできるだろう。

と思ったとき今のケータイにもサイドボタンをロックする設定があったのではないかということに初めて思い当たった。あった。ふぅーんと思ったがまあ常時サイドボタンをロックする設定にするのと、物理的にロックするのとは加工に要した時間とアロンアルファが費やされた以外は同じことだからいいかと思った。それに接着剤は使わなければ結局長くは持たないわけだし。でもiPhoneだとすぐに思いついたソフトウェア的解決策がケータイで思いつかなかったのはやはりワタシのパソコンでないもの嫌いのためなんだろうと思った。

2009年3月13日金曜日

タッチパネル

富士通LOOXはなかなか調子がいい。常時ディスプレイを上に折りたたんで、キーボードもトラックボタンもほとんど使っていない。少なくともこの1ヶ月は使っていない。そのへんのペンで操作する。なにせ液晶保護シートを貼ってるので芯のないシャーペンとか出にくいボールペンとか、忙しいときはその辺の鉛筆とか色鉛筆とかでも平気で使う。おかげで購入後2ヶ月弱で液晶保護シートは傷だらけで色つきだ。でもそのための保護シートだからいいのだ。

と思っていたら最近あっちこっちでタッチパネル式の新機種が出始めた。ASUSのEee Topてのが近日発売予定だが(もう出たのか)「タッチスクリーン式の一体型」なそうだ。ただ、立ってるヤツにペンで書くというのはイヅそうだからおそらくアイコンやメニューをタッチペンで操作するのが主目的なんだろう。

それからAppleがネットブックを出すんじゃないかという噂がある。その噂にはタッチパネル式らしいという尾ひれまでついている。でも出るとしたら今年の後半というさらに怪しいヒレがついているのでしまったアアアとは思わない。噂だし。

いずれにしろ、うぁたくしが凝りはじめたとたん、しんだと思っていたタッチパネルがナウそうなツールとして再浮上したようで、アラ実はワタシ時代の先端を行っていたのかしらホホという感じで悪くない。でもダソナは相変わらずタチパネには懐疑的で、「あれが最終の入力手段とは思えない」と言っている。

2009年3月12日木曜日

KY

最近は自動オンラインアップデートをするソフトウェアが多い。それは別にいい。「そんな安易にアップデートしなきゃならないようなリリースを出すな」なんて言うと、ワタシの著者校正を知っている人には「モナー」と言われそうだから言わない。でも、ソフトウェアを起動したとたんにアップデートするから待てとかアップデートしたから再起動しろとか言われると激ナエる。今こっちは使おうとして起動してんじゃねぇか。

ユーザー心理へのちょっとした配慮が必要だと思う。その点ビスタコは今再起動するか1時間後か4時間後か永遠にしないか選べと聞いてくる、イェムイェスには珍しい気の利いたシステムだ。だがデフォルトが10分後というのがよくない。1時間くらいにしておくのがいいんじゃないのか。「今再起動しないとウィルスにたかられるかもしれないがそれを承知の助で1時間後に再起動する」みたいな嫌なメッセージでも許すので、ゼヒそうしてほしい。

黒猫

買い物に出かけるとき、あるいは家に帰ってくるとき、どこかの飼い猫らしき一匹の黒猫に出会う。
みなさん猫好きですか犬好きですか。うちのダソナはマジ猫好きです。ワタシはどっちかというとクマくらいでけぇ犬が好きです。でも猫も決して嫌いではありません。ところがこの猫ときたら、こっちの顔を見るなり逃げてしまいます。ムカつきます。そこで今日会ったとき奇策をとりました。
こっちが先に逃げ出したんです。数メーター逃げて振り向いたら、猫野郎不思議そうにこっちを見てるではありませんか。
そこでもうちょっとからかいました。近づいては逃げる仕草を見せたんです。人間の取り得る「怖がってるジェスチャー」を何度か見せてやりました。じっとこっちを見ています。
そのあと、いかにも怖そうにヤツの鼻先を通り過ぎて家に逃げ帰りました。見たか猫。相手にことさらに怖がられる気分を味わったか猫。でも本人(猫)ただ「変なヤツ」と思っただけかも知れない。それならそれでいんだけど。面白がってくれたらもっといんだけど。

2009年3月10日火曜日

エンコだ

Silverlightといえば動画だ。動画の表示と再生、停止は実に簡単だ。だがメディアがやかましい。WMVだったかとにかくWindowsの形式でないとダメだ。

我がデジカメで動画を撮るとMOV形式になる。これをWMV形式に変換しなければならない。最初MacのiMovieでaviに変換してWindowsのムービーメーカーでWMVに変換するとかゴチャゴチャやった。これがSilverlight2で表示されない。

ところが以前ちょっとしたサンプルのために撮った片手でカメのしっぽをつまんで移動させるとかいうアホなムービーが動いた。同じデジカメから、直接「Expression Encoder」で変換したヤツだ。今懸案のムービーを、Encoderのお試し版で変換したら動いた。

この先またSilverlightをやるときに毎回毎回お試し版ではみっともないので勝った。アップグレード版というのがわりと安く買えた。ナニからのアップグレードかというとアドビのクリエイティブスートだ。アドビのワソ高いアレを買っておいたおかげでMSの製品が安く買えた。これってよかったのかそれとも両社から好きにフソだくられただけなのか解釈は微妙だ。

2009年3月9日月曜日

Artension

非日常の平穏を取り戻したワタシは休日買い物に行って帰ってきたらダソナが部屋でArtensionというバンドのPhoenix Risingというアルバムをかけていた。

おそらくダソナはパソコンの音楽プレイヤーでアルファベット順に並んだアーティスト名からAndromedaと間違えて再生してしまいまあいいかと思ってそのまま流していたのだと思う。
Andromedaというのは最近買ったスウェーデソのギターオリエンテッドだがキーボードもかなり倒す感じの技巧派バンドで、名前がむしろ軽くて合わない地に足のついた曲をヤル、最初聴いたときはドリームシアターのまねこしてんでねが(東北弁)と思ったが聴いているうちに個性が出てきたというアレだ。毎日大変よくきく。

Artensionというのは数年前に出た連中で、出てきたときはドラムのマイクテラーナという人がイングべーの後ろで叩いたことがあるという情報しかなかったが、キーボードがヴィタリクープリというウクライナ出身でタイヘン華麗にかつ騒がしく弾くのに対し、ヴォーカルのジョンウェストという人が演歌系でえれぇうめぇのが妙にミスマッチ、残るギターはスタフルバッハという人で確かに上手いんだろうけど見せ場がないのか見せるのがヘタなのか、一瞬ギョワギョワギョワと出てくるんだがすぐに消えてしまい、あとはゲゲッゲゲゲッゲとリズムばかり弾いているので使い切れてないよなあ、という面々であった。アルバム全体も二、三曲彼らのミスマッチ感がタイヘンよく出ている面白いのがあるんだが他はどうもアレだった。

のちヴィタリはグレッグハウと組んで素晴らしいインストアルバムを出した。でもそのあとグレッグハウでない人と組んで同じような感じのインストアルバムを出したがイマイチだった。

のちスタフルバッハは自分のバンドでスタフルバッハというアルバムを出した。アーテンションではヴィタリに押されて出番の少ない人だったが自分のバンドならさぞ思う存分弾いてくれるだろうと思ったがイマイチだった。やはりヴィタリに押されるだけの人だったと結論せざるを得ない。

ジョンウェストはその後生前のコージーパウエルと組んだような話もきいたような気がしたがよくわからない。うまい人なのでもったいないというか、だったら日本に来てジェロさんみたく演歌やってもいいように思う。

ちなみにワタシがよくAndromedaと間違えて選んでしまうのはAnnihilatorだが、そのAnnihilatorにゲスト参加したこともあるジェフルーミスさんのソロアルバムが出た。ジェフルーミスさんはバンドのNEVERMOREというのがイマイチアレで、ソロならさぞ思う存分と期待して買ったらこれは本当に思う存分で、タイヘンストレス解消なアルバムになっているのでギター好きな人はゼシ。

2009年3月8日日曜日

フカーツ

すみません。先週は締め切りでテンパってました。何とか終わりました。何とか終わったのが奇跡でした。ではまた明日。

2009年2月28日土曜日

T-Online

ドイツ語のブログはおかげさまで続いている。
それでこの前、日本ではブラウザはIEが主流でFirefoxなどはなかなか普及しないという話を書いた。でもIEを使うのは悪であることは明らかですみたいな意味にとられないように気をつけた。

というのは、このブログにいつもコメントの形で我がドイツ語を直してくれるオッチャンいや紳士の方がいて、もしその人がIEを使っていたら申し訳ないからだ。

この紳士の方ドイツ語の修正以外にもときどき鋭いコメントをくれて、たとえば日本の線路はなぜ欧米と比べて狭いのかとか、コトオウシュウカツノリは重心が高いので相撲には不利じゃないかとか、今日はショウイチナカ*ワについては運の悪い日だったのかとか、ホントにドイツ人なのか実はドイツ語のうまい日本人なんじゃないかと思うこともあったりするのだが、でもそんな人ならやっぱりブラウザもただIEをそのまんま使ってるらしくはなさそうだとは思うが念のため、ワタシはただの英字のeよりフォクすけのほうがカワイイからFirefoxなのヨみたいな書き方にしておいた。

そしたらコメントがあって、オッチャンは「ワシはMSEベースのT-Onlineブラウザであるぞよ」と言う。

なんだそれ。

グッゲンしてみたら、T-Onlineというのはドイツの主要プロバイダで、Windows用のブラウザを無料配布しているのだった。でもMSEって何ですかとオッチャンに逆コメを置いておいたが、あとでよく調べてみたらIE5.0ベースだった。MSEというのはIEのドイツ式の呼び方なのかもしれない。でもオッチャンほどの人が使ってるんだからワタシもインストールしてみた。ドイツでいい感じだ。

2009年2月27日金曜日

ガルネリ

Galneryusがタイヘン好きで、日本のバンドだからとか考えないことにしている。海外でも十分通用する。

ヴォーカルのヤマビーさんが辞め(ることになっ)たそうでタイヘン残念ではあるが、ミュージシャンがいろんな可能性を求めて外に行ったり他の人を加えたりするのはむしろ必要なことで、両者の今後の展開を楽しみにしたいと思う。

ところがこのガルネリ、うちには5枚アルバムが揃っているが、なぜかこれらを聴いてるときに、パソコンではハマっているという場面が我が人生の中で非常に多い。それも各アルバムで一番盛り上がっているときにこちらが一番ハマり下がっているという印象が非常に多い。日本のバンドと考えないと言ったがやはり日本の心でワビサビというかペーソスというか共鳴するものがあるのだろうか。

一昨日やはりそういうことがあったので、今日はジンクス封じにひと仕事の完成が見えたあたりでガルネリをかけた。ジンクスは見事に封じられちゃんと仕事は完成したが、ガルネリのほうは終わってなくて今ラストで最高に盛り上がっている所で、そろそろ昼メシにしたいと思っているのだが台所に行けないので困っている。

2009年2月25日水曜日

プリンタ

そういえばプリンタも新しくした。

別にカネが余って余ってしょうがなく何でもかんでも買っているわけではない。ちょうど時期が重なってしまったのだ。ただうちでは衣食住の衣食のとくにのに子衣の出費がきわめて少なく、確実に半導体関係に回っているのは確かだ。だってさあー服なんてカネ出したって何かが速くなるわけじゃないしという言い訳は置いておき、最近のプリンタは安い。HPの複合機でLANついてるのが型落ち寸前とはいえ2万しないのだ。

ええもちろんHPです。だってUNIX系のフーマンチューじゃなくて何だっけ汎用ドライバがあるじゃないですか。今まで使ってたPSC2500なんてMacでなんにもしなくてもOSにドライバ入っててさっくりLANで見つけて印刷できてました。カメもSolarisもOK。Windowsだけはドライバ入れなきゃいけなくて、それでOSぐらい時間かかって、ダソナなど付属ソフトなどを切ってドライバだけカスタムインストールしたらプリンタは見えないわエラーでまくりだわで、それで今回はキヤノンあたりにしてもいいかと思ったらしいんですがワタクシの強い要望でやっぱりHPになってしまいました。

OfficeJet J6400というヤツです。大きさはまぁーなにせ複合機だからコピーとスッキャンでA4
版ぶんの大きさは必ずとるので、前のと変わりません。

Windowsのノートにドライバを入れたが、前のよりはずっと早く終わった。前のドライバをアンインストールするより早く終わった。でも完了したから再起動しろいうので再起動してさっさとディスクを抜いたらまだ4パーセント残ってるプログレスバーが出てきて、あわてて喰わせ直して事なきを得たようだがヒヤリとした。インストールは完了したが調整が残っていたらしい。最後に「セットアップ」が完了した。なるほど。

テスト印刷してみたら、終了時ピロリンとか言ってビックリした。さらにヒヤリとしたのは印刷物が出てくるトレイの先端に保護用のビニールが貼ってあるのを取るの忘れてて、紙が引っかかって送る途中に折れたりした。でも紙詰まりにはならなかったのでよかった。UNIX系から印刷できるのかはまだ試してない。

2009年2月24日火曜日

ブラベソ

ダソナがBlackberryを買った。

何を隠そうダソナは携帯放浪者だ。PalmもWorkPadもZaurusもモバギもiPaqもPsionも京ポムもWZeroなんだっけも全部試した。Newtonでさえ中古を触ってみている。でもどれもいろいろ問題があったらしく手放している。

Blackberryというと昔IDGのSun Worldという雑誌によく載っていて、去年かおととしNTTドコモさんからまず法人用、ついで個人用にも出荷されたがそれほど話題にならないみたいだったので寂しく思っていた。

それがオバマさんが御愛用というニュースがあってこりゃ日本でもブームになりそうだなと楽しみにしていたが、意外とオバマさんあやかりの話題は少なくて、でも最近新しいモデルが個人向けに出て店頭にも並ぶようになった。ダソナはどのような過程で注目するに至ったのかわからないが最近の発売日の2週間くらい前に「Blackberryてよさそうだね」と言い出し、その後数日の間我々の間で話題になり、その呼び名はブラックベリーがブラベリを経てブラベソになったあげく発売日の翌日に買った。

でもケータイはケータイなので契約時には「ひとりでも割」とか「パケーホーダイダブル」とかを選ばされて雰囲気が合わない気がした。ドコモダケのストラップももらって悪い気はしないがブラベソには吊り下げないほうがいい気がした。いまのところ感触はヨイらしい。長く使える一品になればいいとも思うが早く手放してワタシにクレと思う感じもある。

2009年2月22日日曜日

マジギレた

このウィーケンは大変でした。先週は久しぶりにですねJavaのあるプロジェクトをやっていたんですが、火曜日に設定ファイルの間違いで1時間潰しました。そのあと気を取り直してガンバったんですが木曜の深夜にまったく同じ間違いをやってまた1時間潰しました。LOOXにちゃんとメモっていたのに同じことをやりました。

深夜だったしそれで自分にブチきれました。他人に対してキレることはほとんどしないワタシですが、相手が自分なら遠慮はいりません。何をしたかというとそこにあった油性のフェルトペンを取り上げて右手で自分の左手から肘にかけてバカバカバカとかしねしねしねとか書き殴ったんです。そんな中にも実は一応冷静な自分があって、二、三日フロ行ってれば消えるだろうというような気持ちはありました。

その落書きは確かに少しずつ消えて来ているんですがまだ手首に「しね」が一文字だけ残っています。ふと、これが少しでも残ったまま外に出て縁起でもないことが起こった場合、「被害者の手首に謎のメッセージが」とか報道されちゃったらヤヴァイなと思いました。回りの人に疑いなんかがかかったらタイヘンです。ということでここに書き残しておくことにしました。

最近なにかとぶっそーだからな。「しね」なんて我々がガキのころは挨拶みたいなもんだったんだけど、時代の流れですからしょうがありません。相手が自分だからと思っていてもひょんなことで他人の迷惑にも波及するかも知れないんだなと思って今後相手が自分でもキレるのはやめにしました。上述のようにキレてるときでもわりと冷静な部分が残っているので、たぶんやめれると思います。それともこれキレるって言わないのかしら。

ちなみにダソナにその話をしたら、「へぇ」と言い、「にしても木曜日の落書きが日曜になっても消えないってことはちゃんと風呂に入ってないだろう」と指摘されました。エエカラスの行水です。15分くらいきゃかかりません。

2009年2月19日木曜日

仕事きっちり

おトイレのタンクに水を導入する金属のパイプの止水栓のあたりから水が漏れていた。普段もしそこから水が漏れたらイヤだなと思ってあまり使わないゴミ箱を下に置いていたのが当たった。一晩でそのゴミ箱の実力の80%くらいの水がたまっていて、これが全部床に流れていたらと思うとゾッとした。

前の日はそんな兆候もなかったのに「いったいいつからこんなに」と言ったらダソナに「リークというのは人が気づいたときがリークなのだよ」と言われた。普段から仕事で10のマイナス10乗パスカル台の空気漏れとたたかっているダソナらしくもらしくなくも聞こえる言葉だった。

朝管理会社に連絡したら、念のためタンクにベンダ名とか型式のようなものは書いてないかときかれた。探してみたらベンダはかの有名なTOTOだったがそれ以外の情報は色がなんとかベージュというものしかみつからなかった。探し方がヘタだったのかも知れないが。おかげでその日一日中TOTOの「アフリカ」がアタマの中で鳴っていた。

午前中に修理の人がきてくれた。「どーも奥さん水漏れだってね水もしたたるいいオンナってとこかなでもトイレじゃなあワハハハ、どれあーここねぇよく漏れるんだよね特に冬場は急に寒くなったりするから今日も今朝から5件も回って忙しいのなんのってどっこいしょ」という感じのオジサンが来るかと予想していたが来たのは色白で痩せ型のオニイサンで、「それはパッキンがもう持たないのかも知れませんね」と言って工事前と工事前後の写真を撮り、旧部品をラベルのついた口の締まるポリ袋に入れて「この部品がこのようにして水を止めてるんですけど、金属がサビサビになってゴムシールも古くなっちゃってました」と見せてくれた。若いに似合わずなのか若いからなのか仕事をキッチリこなす人だと感心した。

ダソナはそのまま出張に出たので修理完了のメールを送ったら「アングルバルブのシール漏れだったのかな」と返事が返ってきた。そこで「たぶんサビサビになったのがバルブでゴワゴワになったのがゴムシール」と送ったら「だろうね」と返ってきた。いずれにしろ管理会社さんと修理業者さんのすばやい対応で助かったが、ワタシ自身の仕事はダメダメでまたいろいろと同じ間違いをやってしまった。

2009年2月17日火曜日

LOOXダーッ(3)

ワタシがコレでナニをやろうとしているかというと、「1ファイルに1件の情報」による情報整理だ。
たとえばアドレス帳。「address」というフォルダに、ひとりのアドレスを1件のファイルに書いて保存する。八戸のおじさんの住所を書いたらファイル名はhachinohe_no_ojisan.txtだ。ファイルブラウザが各ファイルを名前ごとに整理してくれるし、検索はファイル検索で行えばよい。全部テキストファイルだからプラットフォーム依存性がきわめて小さい。テキストで表せないものはペイントソフトに手書きだが、内容を詳しく表せるような名前をつける。ただしカレンダーは予定が終わっちゃえばそれまでなのでデータを残すことは考えていない。
今年の一月からリナザウでコレを始めたのだが、いかんせん画面が小さくて字や絵が書きにくいので5.6インチのLOOXにしたというわけ。テキストデータだけだったので移行は全くスムーズに行った。LOOXの標準バッテリは3時間しかもたないがうちで電源つなげて使うからあまり関係ない。
7万のシステム手帳だ。7000円出せばかなり豪華なシステム手帳が買えるがそれでも10年使わないとモトはとれない。きっとその間に液晶がダメになるかもー。

2009年2月16日月曜日

LOOXダーッ(2)

LOOXには富士通の独自ソフトの「らくらく手書き」というツールがある。ザオルスの手書きパッドと同様、ハコが3つあって、正しく認識されたら次々と書いていけるのだが、これが賢い。たとえば字がケタナくて「確走」と認識されたとする。でもそのまま「申告」と書いていけば途中で「確定申告」に再変換されるのだ。これは助かる。

MSIMEの手書きパッドも認識はかなり正確だし、全角英数字なんか候補に持ってこないでくれるので珍しく気が利くのだが、なにせ1字ずつしか書けないし、いちいち候補ウィンドウから確定しなければならないので不便だ。不便だがこれは全ての文字を手書きでかまそうという目論見は想定されていない作りだろうから仕方ない、これでしのぐかと、考えていたワタシにとってドカーソと大砲のようなものを打ち込まれたような決定打がこの「らくらく手書き」で、これによって我が手書き生活はやっていけると確信した。ただ名前が言いにくくて必ず「らくがきてらく」と言ってしまう。

2009年2月15日日曜日

LOOXダーッ(1)

昨日、聖バレンタインデーにして土曜日にしてダソナ土曜出勤にして富士通占いによると仕事運勉強運Zepp調の日、富士通のウェブマからブツがきた。

富士通さんはタイヘン親切で、注文してからブツが来るまで毎日メールでお届け予定日と、現在の配送状況をチェックできるリンクを書いたメールをくれた。だがそれによると、ワタシはブツと一緒に液晶保護フィルターも、なにせタッチパネルにタッチする気がガチ上がっているものだから、買ったのだが、ブツとフォゴヒルターはそれぞれ別の宅配さんが届けるというのだ。へんだの。

そして当日、特に時間指定しなかったのだが、ブツは午前中に、フィルターが夕方に来た。フィルターが来るまで使いたくなかったので結局夕方に起動した。

画面ちいせえ。

遠近両用にしておいてよかった。これマジでパソコンとして使うとなるとかなり苦労すると思う。ワタシはカレンダーとテキストエディタとペイントしか使わないつもりなのだが。

カレンダー、それはThunderbirdのアドオンLighteningだ。FirefoxとThunderbirdは、だから入れた。
あとテキストエディタはメモ帳でいいかなと思ったけど、やっぱりトホホだった。そこでPeggyPadを入れた。Peggyは高機能エディタPeggyシリーズの無償版で、無償版といってもUTF対応はもちろん折り返しの設定やタブ幅や行間の設定などもできてエラい高機能だ。
ペイントはまだ使ってないのでこれですむかどうかはわからない。

たぶん明日に続く。とりあえず画面とペギパのフォントはでかくした。

2009年2月14日土曜日

メジロちゃん

最近鳥に興味がある。なかでも大好きなのがメジロちゃんだ。

かわいーッ

目の周りが白いのもカワイイ。緑色のサツマイモみたいなボデーもカワイイ。こっちを呼んでいるかのようなチィという鳴き声も。枝の上でクルクル回るのも。花の蜜とかミカンとかジュースとか甘いもの好きなのも。

最近はかわいらしさを思い出して人目もはばからずニタニタしてしまって危険人物だ。この前など、このやり場のないカワイさに思わずGoogleで「なぜメジロはそんなにかわいいの」と打ち込んで検索してしまった。するとなんとたくさんヒットした。タイヘン多くの人がブログなどでなぜメジロはそんなにかわいいのかを激白していた。やはりワタシだけではないようだ。

今日などはメジロちゃんの体長は10センチ、体重は10g程度ときいて、そうすると密度はどうなるんだろうメジロちゃんのずんぐりボデーを半径5センチの球と考えるとその体積は4/3x3.14x125,てことは480立方センチかないやそんなにはないだろう200ccのコーヒーカップに入りそうだもんな、とすると半径2.5センチの半球プラス同半径に高さの円錐を足した方がいいのかしらとか考えていたら歯磨き粉の代わりに洗顔フォームを歯ブラシにこってり載せて歯を磨いているのに気がついた。どうりで口の中が泡だらけだと思った。

実はメジロちゃんは緑で目の回りが白くてカメに似ている。

2009年2月12日木曜日

ヂェフベックさん

いらっしゃったそうで。懐かしいですね。なんて言うと現役の御本人に失礼ですがワタクシが厨房のころタイヘンファンだったもんですから。

御近所のお父さんがベーシストでバンドやっておられて、近所のシーサイドのレストランでライブをなさったので伺ったんですが、BBAのSupersticiousで始まってLadyで終わるという曲目でタイヘンカッコよくて感激したんですが、ベーシストお父さんは曲を知っているヤツが近所にいたことに感動されたそうです。

あまり感動したんで昔塩ビ盤持ってたんだけど引っ越しのときに処分してしまったBBAのスタ録の再販されてるCDを買ってきいてみたんですが、久しぶりの印象は非常に物足りなかった。ホラ最近の弾き倒し系ばっかりきいてるのに比べるとギターが全然少ないし音も小さめで。でもイッパツ聞いただけで少ないながらも妙に音が印象に残って、これがヂェフベックさんの凄いところだと改めて納得しました。その後繰り返してきくとどんどん良さが復活してきて、今ではヘビロテ。

でも雑誌で「ワールドロックフェス」の写真ばっか載せないでっていうか、昔しょっちゅうだったシャツのボタン全部はずした上に上着きてる写真今見てもヘンなので載せないで。ボタンくらいかけろていうか最初から裸で出てこいつか厨房のときもそう思ったけど、でも最近は普通の格好を、みんなが望んでいたごく普通の格好をしておられるので安心だ。

2009年2月11日水曜日

ネーミング

うちのCPUはCore2Duoのままだ。まだクワッドにもしていないのに、もうCorei7という新しいのが出ている。それも足の数が1300なにがしに増えている。
ダソナは「足の数が増えたということはすでにオクテットを想定しているのではないか。とすれば今多足Corei7系に合わせてボードから換えるより、クワッドの一番速いのを今のボードに載せて使いつつ様子を見るほうがよいのでは」という。

ワタシとしてもCorei7はあまり好きでない。名前のキレが悪い。カタカナでの話だ。「コアア」と「ア」が二つ並ぶのが発音しにくいし、「コアアイセブン」と7字というのは、日本の俳句や和歌のリズムだから合わない気がする。あれ、「マイクロソフト」も7字だ。

「クワッ」「ド」「コアー」というとニワトリみたいで威勢がいいから好きなのだ。

一方AMDも最近の命名はよろしくない。「ウィンチェスター」とかカッチョよかったのだが。「クローハンマー」を「黒浜」と略したりするのもよかった。でも「AM2」はやっぱり「エエエム」と「エ」が三つ続くのが発音しにくいし、「M」は「マミムメモ」なのでキレが悪い感じになる。最近なんか「フェノム」である。どのカタカナもキレが悪い。どうせなら「Venom」にすればデスな感じでよかったのに。そのデスな感じをあえて「ベノム」と上り調子で読むといい感じなのに。て作ってる人はみんな英語だから尻ゃしないんだろうが。え。オプテロン?

2009年2月10日火曜日

富士通占い

富士通のWebショップで買い物をしたら富士通のユーザー会員みたいのに登録させられた。というと聞こえが悪いが、登録せよと指示されたというだけであって、こちらも進んで登録した。

新製品の情報とかドライバやファームウェアのアップデート情報とか、自分で調べるのがなかなかうといワタシとしてはメールで知らせてくれればありがたいと思っている。できればSPARCマシンやメインフレーム系の情報も流してほしいところだが、その代わりに毎日今日のあなたの運勢を送ってくれるというメールサービスがあった。

富士通の占いだ。何かありがたみが大きそうな気がする。よもやマルチサーバ「PRIMEFORCE」にインターステージとか入れて(入るのか?)グワガーと計算した(計算ソフトか?)ホロスコープデータで占ってくれるのではあるまいか。あるまいぞ。

これから毎朝楽しみである。きのうから始まって今日で二回目だが、ふたご座のワタシは二日連続仕事運と勉強運はドンケツだ。確かにきのう今日と泥沼にジャバジャバとハマっている。

2009年2月9日月曜日

クマまんが

テクノロジーポータルTEDIA」で毎日掲載している「e-Comic TEDIA」というマンガが面白い。これ、見るにはTEDIA会員に登録する必要があって、メルマガの案内からクリックしてもときどきIDとパスワを入力させられるのだが、それでも毎日見たい。
登場キャラのクマがいい。ていうかもともとこのポータルを偶然見つけて、キャラのクマのカワイさで速攻登録してしまった。

そのポータルのキャラのクマが、先輩格の謎の動物とともにWebサイトの構築を模索する物語なのだが、随時出てくる「ギャフンシーン」の失意のクマの後ろ姿が最高にカワイソカワイイ。

他にもこのマンガ、タイヘンいいセンスをしている。

第一が、マンガのセリフは英語で、日本語訳が枠外に書いてある。これ、「ピーナツ」とかのアメコミペーパーバックのノリだ。日本語のセリフが直接吹き出しに書いてあるより、一歩引いた可笑しさがある。

会話シーンで、絵は全く変わっていないはずなのにセリフの変化から読み手に微妙な雰囲気の変化を伝える効果があったりもする。

「動物マンガ」というと妙にコビコビになったり、読み手が感情移入しすぎて笑えなくなったりする危険があるが、このクマまんがはこうした「一歩引いた視点」「微妙な雰囲気の効果」で、思い切りさわやかに笑わせてくれる。マンガ家志望のワタシには大いに勉強にもなるマンガだ。

2009年2月7日土曜日

富士通でした

システム手帳の代わりに使おうと思っているタブレットPCの件をダソナに超意気込んで話したら「12インチはうぬの目的には合わぬ」とズバっと言われた。「パソコンの横に並べてテーブルに置けないし、手でも持てないだろう。それはパソコンであって手帳ではない」と。
昔のワタシなら意地で押し切ったかも知れないが、最近は、押し通すべき確固たる根拠もないのに意地とか「せっかく」とかで押し通すのはカッコ悪いと思えるようになってきた(献血をあきらめたのもそのため)そこで考え直すことにした。

だがよほどワタシはショボンとした顔だったらしい。ダソナはその場で「他にも売ってないのタブレットPCて」と探してくれて、富士通のLOOXにそういうシリーズがちゃんと出てることを見つけてくれた。

そうこうしているうちにテレビで「台湾産の格安PCに日本企業はどう対抗するか」というのをやっているのを見て、その「日本企業」が富士通だった。技術の人が「価格のために品質を落とすことは絶対にできない」とガンバっていた。

選択肢はいろいろだ。高品質でなくても安い、それも意義あること。高品質なら高くなる、それも当然。でも、やっぱり価格が安い方が多く売れるのは当然。そんな中で「高いけど高品質」の製品がなくなってしまうのは困るし、それを作れる人がいなくなってしまうのはもっと困る。

よーしここは富士通を応援だ。ということでLOOXをWEBマートで注文してしまった。世の中には「手書きの心をパソコンに」というだけで10万出す馬鹿もいるってことを知らせてやろうじゃねえか。と思ったらUシリーズにキャンペーンクーポンつけたら7万なにがしで済んだ。

Uシリーズというのは液晶が5.6インチ、12インチの半分以下だ。12インチの議論のときに大丈夫だとか大きいほうがいんだとかムキになっていたらかなりバツの悪い思いをしただろうと考えると、やっぱり無駄に意地を張るのはやめたが得だと思った。

2009年2月6日金曜日

あるアンケートの物語

あるグラフィック系大手ベンダさんからアンケートにお答えくださいというメールがきた。抽選でクァーとかクェーとかいう金券がもらえるというのに目がくらんだわけではないが、こういうのには積極的に参加してユーザの声を届けられればと思っているので、ていうかワタシも女の本能でアンケートとか心理テストとか占いとか好きなんのんかんしんらー。アンケートサイトをクリックしてみた。

すると話はあるグラフィック系アプリケーションスイートの最新版についての質問だった。
売っているのを知っていますかという質問には知っていたと答えた。
そしてその後はその製品についてアナタが持ってなくても見聞きしたことでもいいから答えてチョという質問が続くが、ワタシは本当に新しいのが出たことを知っていただけだったのだ。だってその直前に前のバージョンを買ってというかアップグレードしてしまったからだ。

その製品についてはしかし使ってみなくても、わかっている。

1.ヘルプがヘルプレスなほど使いにくい。
2.だが製品そのものは最高であり、互換と呼ばれる他の製品との違いはこんなワタシにさえも歴然である。
3.だがブッたけぇ。

だから今買いますか今は買いませんどうしてですか高いから、でもその品質なら安くぁならないのは理解しています。また何か強烈なドライビングフォースに励まされたら最終的には買わせていただきます。

ワタシのその製品に対するアティテュードはそれだけだ。

そのアンケートはアメリケンでの実施経験によると15分くらいであろうという。こんな単純なアティテュードと、箱の色さえ知らない見聞き度で、そんな長い時間引っ張るのはとても無理だと思ったので、今回は遠慮した。

2009年2月5日木曜日

スゴイ人たち

今日のNHKさんの7時のニュースのスポーツでイチローさんと松坂クンが自主トレをやっていた。イチローさんが大好きだ。あのかッ飛んだところがいい。Googleニュースサイトでイチローさんのニュースの見出しがあると必ずクリックしてしまう。この前クリックした先に「イチローの全ての情報はこちらに」というリンクがあって思わずカーソルがピクとしたがさすがに思いとどまった。ちょっとコワいですし。つか仕事すれ。

そのイチローさんがまた7時のニュースでは「テンション**上がってますから」と言っていて、その「**」の二文字がまたイチローさんらしくキレていたのに感動したのだが感動しすぎて実際なんだったか忘れてしまった。「ゲキ上がって」か「ブチ上がって」だったかなでもなんかイマイチキレがないな、御出身の中部風に「デラ上がって」ではなかったよなとか思って、最近スケジュール的にあまり見ない9時のニュースをあえて見たのだが、そっちのほうにはイチローさんのその発言は放映されなかったので結局解決がつかない。

7時のニュースにはノモさんも出てきてしまった。ノモさんも大好きだ。あのしゃべらないところがいい。この前休みの日に出かけたダソナがケータイを置いて行ってしまって、ちょうど帰ってくるかも知れない時刻に買い物に行かなきゃならなくて、鍵は持ってるだろうけどもしやのことがあるのでドアに張り紙をしようと思った。でもあからさまに「出かけてます」と書いて貼るのも防犯上なにかと思ったので暗号を書くことにした。最初、貝の絵と、トルネードの構えをしている姿を逆さに描こうかと思ったのだが、画力がないので今出かけるてときにトルネードは無理だと思い、結局発想を変えて、蚊と干物の絵を描いた。あとでダソナは「ヘンなもの出すなよ」と言っていたが貼り付けた紙は捨てられずドアの内側に貼りなおしてあったのでさすがダハーリンやさしいのねンと思ったことがある。

松坂クンも大好きなんだけど、今のに子側のサイドストーリーがないので今回はゴメソ。

2009年2月4日水曜日

フェイルソフト

Pandoraボックスは買ったけど、単純なメトロノームも重宝する。BOSS製のハンディーなメトロノームを使っていて、動作中は液晶画面に振り子画像も表示させるヤツだ。
ある日使っていて、ふと見たら、その液晶画面の振り子が映らなくなっていた。音はちゃんと出る。それどころか、同じ液晶画面のテンポやビート、リズムなどのデータはちゃんと映っているのに、振り子だけが映らないのだ。

「こんな不具合ってあるのか」

と思った。その翌日かそこらにそれを買った楽器屋さんに行ったとき、同じものがまだ売ってあったので、店員さんにきいて見ようかと思ったけどその辺にいなかったのでやめた。

「まあいいや、どうせ練習んときゃフレットばっか見てて振り子なんて見てねぇし(悪い奏法例)」

と、二、三日それでトド凍りなく練習していたら、とつぜんピコピコの音が消えた。

「ん?」

と見ると、液晶に表示されているリズムの設定が変わっている。16分X4に設定していたのが、4分X1になっているのだ。

設定を戻してまたしばらく練習していたら、また音が消えて、また4分音符になっていた。

「まさか」

と思って、今度は興味が湧いてきた。このまま無理に使っていくとどうなるんだろう。

予想通り、しまいにはウンともスンとも言わなくなった。

スーパーでボタン電池を買ってきて取替え、パワーを入れた。

「おおッ黒い」

液晶に現れた表示の黒々としたさまに驚愕した。つまり、それまでコントラストジリ貧で使っていたのに、毎日のことだから気づかなかったのだ。もちろん振り子も復活した。

ここで考えてみよう。このBOSSのメトロノーム、電池が足りなくなったとき、

1)振り子の表示が消えたが、音やデータ表示は保たれた。
2)リズム音の発生が1/4になったが、テンポは保たれた。

つまり、同じテンポで音を出すというメトロノームの最低限の機能を落とさないように、必要の小さい機能から順に切り分けて落としていったのだ。

これって「障害を切り分け、機能を低下させても稼動を続ける障害対策フェイルソフト」ってヤツですよねッ。違いますかせんせーッ。

すごい。さすがBOSSというメーカーはすごい。こんな小さいデバイスにミッションクリティカルな動作プロファイルを設定しているのだ。でも電池たんないサインもつけてくれるともっとすごい。

2009年2月3日火曜日

ある圧縮ファイルの物語

あるアプリケーションを圧縮ファイル形式でダウンロードした。圧縮で870MBくらいだ。zip形式だがファイル数が多い上にファイルパスがブン長い。WindowsのXPはもちろんのこと専用の展開ツールでも結構ヤバいらしい。

唯一良さそうと言われているツールが、シェアウェアだラー。本当にそれが必要なのに無償お試し期間を利用して済ますというのもなんか申し訳ないラー。シェアウェアが必要ですけどお試し期間中なら無料で済ませれるわョとか人にすすめられないラー。

でも長いファイルパスを処理できないパソコンOSちゃんの問題てだけなら、長いファイルパスを処理できるOSで展開だけしてみればいいラー。ちょうどそこにマックがあったのでアプリケーションからターミナルを立ち上げてunzipコマンドでこのzipファイルを展開してみた。バラバラバラバラバラバラバラと応答が出てプロンプトが復活して終わった。

中身どうやってWindowsに移すか。ネットワークコピーしようとしたら、受け手のWindowsのほうでウググググみたいになった。つまり「コピーの準備をしています」でハング、もしくは準備でこれだけかかるなら実際にコピーが始まった日にゃMacもWinも今夜は帰れないだろうと予想される状態に、なった。

そこでMac上でDVDに焼いてWindowsに喰わせた。これもウググググになったが、Macは用済みでよし。DVDからHDDへのコピーは時間の予想が200分くらいと出たり、途中予想できなくなったのか出なくなったりを繰り返したが、結局そのくらいで正しかったようだ。

起動ファイルをクリックしたら起動した。でもホントに使えるのかどうかまだわからない。そしてこの方法を人に勧められるかどうかもわからない。

2009年2月2日月曜日

チェックだーッ

HP TouchSmart tx2 Notebook PC
「システム手帳そのまんまの機能を持つデバイスがほしい」
というワタシの願いはこれで満たされるかも知れない。

今は古いザウルスの小さい画面を我慢して使っている。なぜミニPCではなくてタッチスクリーンのデバイスがほしいのか。それは手書きで字を書きたいからなのだ。「タッチスクリーンに手書きして字なんかうまくならない」と思うかも知れない。でも効果はあった。先週の金曜日受けた試験の答案で、これまでよりずっと小さくまとまった字が書けたのだ。

「要するにタブレットPCが欲しいんだろ」
とダソナに言われた。
「てことはキミはだな、すでに見捨てられた技術を今頃必要としているということなのだな」
「でもホラAjaxだってそうじゃないすか」とワタシ。

今日DELLのカタログが郵送されてきた。まさかと思って探してみたが、やはりタブレットPCなんてものは出ていなかった。

そんな今日ほとんど冗談で、今タブレットPCはどうなっているのか検索してみた。マイクロソフトのページでは今すぐ2005年版に無償アップグレードなどと書いてあった。と思ったら、なんとこれだ。さすがHP、人の出さないものを出す。ビスタコという障壁をHPのブランドイメージがクリアしようとしている。

「にににばつびょうぶんにはぶばい予定らしいわ」

ハードウェアにはタイヘン鈍いわたし、まだクワッどさえ挿していない。そんなわたしがまだ発売前の製品に注目するなどタイヘン珍しいことだとダソナも驚いている。そんなダソナだがワタシがミニVAIOを買うー買わないー買うー買わないーと騒いでいるのを見てなんとなく欲しくなったらしい。どうするんだろう。

2009年2月1日日曜日

血管

左の手首にある血管がですね。前腕を下げるとうねッと動くんです。裏っていうか手のひらに続く側のです。いつもは気にならないんですが、手のひらのほうを上にすると動くのが見えて気持ち悪い上に、実はちょっと痛い気がするんでヤな感じなんです。みなさんわどうでしょうか。こういうくだらないことを書くのはあまり書くことがまとまらない日ですね。

2009年1月31日土曜日

Priviあーまたわがんなぐなった

いやー高校のときは一番得意な教科は英語だったんだけどなー。ワタシにはここ数年来いつもスペルを忘れてしまう単語がいくつかある。ここ数年来ってきわめて具体的に言うとMySQLの勉強を初めて以来だ。

それはGrant all p
p
privilegesだ。
今メモ帳にメモしておいたのをもう一度見直して書いた。

ズヴォラな上にプロダクション環境でデータベースを使うことのないワタシはすぐnonikoユーザにall privilegesを与えようとするわりにはこのスペルをいつも忘れてprevillegesとかprivillagesとか書いてしまい、Syntax Errorをつきつけられる。

たぶん、コレ、発音したことがないからだ。ていうかこれに対応する「カタカナ語」を見たことがないからだ。

プリヴィレジズ?
プリヴィリジズ?

なんか小さい頃ヴィレッジシンガーズというグループサウンズが好きだったせいかことさらにlを重ねたくなるらしい。そして自分に対して不当な自信を持つかと思うと妙に懐疑的になることもあるワタシは、この件に関しては妙に懐疑的であり、そういや以前も「privilegesのlは重ねない」と確認したはずだったがそれが確認間違いでやっぱり重ねるんだったんじゃないかとか、今もメモ帳に書いてあるこのスペルホントに正しく書いたかどうかやや自信がない。あと好きだったグループサウンズはヴィレッジシンガーズだと思っていたけど本当はパープルシャドウズだったかも知れない。

しかしもし英語の正確な発音を知ったとしてもなんかきっと「プエヴィアジャズ」みたいなキザたらしい発音なんだろうなこれ。と思うと知りたくない気がする。

要するにこの単語嫌いだ。いったいモンチーさんはなぜこんな妙な単語をコマンドに使うことにしてしまったのだろう。今からでもパーミッションとかアドミッションとかもっと書きやすく読みやすい単語に変えて欲しいものだ。

あとlisenceだったかlicenseだったかもいつも忘れる。コドモのころ「非情のライセンス」というドラマが好きだったこととは関係ないらしい。

2009年1月30日金曜日

再配達

ハイ今日の試験ガンバリました。3教科受けたけどむづかしかったヨ。説明の文とか図とかたくさん書かなきゃいけませんでした。でもこれまで講義を受けた俺の全てを答案に書き込んで出しました。えらい勘違いとかも「全て」に含まれているかも知れませんが。

夕方うちに帰ったら配達の不在通知が来ていました。
再配達の依頼をしなければなりません。これ、ぜぇたく言って恐縮だが結構めんどくさい。そして近頃気づいたのだが、インターネット経由でフォーム送信するより電話それもケータイではなく加入電話のプッシュボタンがワタシには一番やりやすい。

いや、最初は電話のとこ行かなくてもいいし、全ての情報をゆっくり入力して一気に送信できるインターネット受付は便利だわぁー奥様と思っていたのだ。だが実は、全ての情報をひとつのフォームに入れるというのは、全てのデータを確認しなければならないので、見落としやすい。

「お届け番号」のようなシリアルナンバーを誤送信して再配達が受けられなかったことが2度程ある。「おい指定時間に来ねぇじゃねぇかざけんなこのタあれっそういえばホントにこのシリアルナンバーちゃんと入力したっけかんんーなんか違っているような気がするもう一度送信してみよう」と同じフォームを開くと、ブラウザが前回の入力を覚えてくれていて最初の2字あたりで出てきた補完データを見たらバッチリ間違っていたことからそれは明らかになった。そこで何事もなかったかのように正しい番号を再送信したら何事もなかったかのように受け付けられ、何事もなかったように新しく指定した時間に配達されたので何事もなかったように受領印を押した。

だけどそれってさあー再配達受付さんのほうもユーザIDと受付番号と照合して合わなかったらエラーにしてくれるとかさぁーやってくれりゃいいだろうと思うんだけどきっと圧倒的な宅配のトラフィックに比べてオンラインの再配達ってものすごく少ないだろうから、きっとフォームデータは文書で出力されて担当の人が配達の人に渡すだけなんじゃないのかなと想像している。想像だけど。

そこいくと電話だと、ひとつひとつ自動音声さんがきいてくれる。「お届け番号はナニナニですね」と確かめてもくれる。加入電話だと受話器をアゴにはさんで応答をききつつ不在通知を左手に持ち確認しつつ右手でボタンを押せる。
大変おもしろいことに、表示された二つの数字を目で比較するより、ひとつひとつ読まれた数字を目で見た数字と照合するほうが確実な気がするのだ。きっと同じ数字を目で比較するときは二つの情報は同時ではなく微妙なタイムラグを持って頭の中に入ってくるのだろう。入力経路が同じだから。

さらに最近の電話機はボタンを押すとやはりおねいさんの声で「きゅう」「はち」とか言ってくれるので、自分が今どのボタンを押しているかはっきりする。アレ、じゃまだと思うひともいるかもしれないけれど、実は大変ありがたい機能なのでうちでは有効にしている。おねいさん声だし。あれがオッサンの声だったらイヤかもしれないが。

そんなわけで今日も電話で再配達依頼をしたが、もう何度かやって慣れているのでガイダンスが終わらないうちに押しちゃう。ボタンもバババと高速で押しちゃう。するとおねいさんたちの声が途中で途切れて、ガイダンスのほうは「お届け番ペッ」ボタンのほうは「キュッ。ハ。ナ」などとなる。このおねいさん声を途中で邪魔しちゃうのが何かイジメちゃってるようでカワイソ半分サディスティックな気分半分になってしまうのはおかしいですか?おかしいですね?ちなみにうちの電話機のおねいさんは再配達などのおねいさんより声が低くて妖しい感じがする。

2009年1月29日木曜日

リフレッシュ

いやーこの二日間、実は一日と半くらいだが、よく勉強しました。集中できました。

なんだかいい刺激になりました。原稿書いてると、しょっちゅうトラブるこの万年初心者のワタシは「えーなんでよ」とかブーたれて「ちょっと休憩」とかウダウダして、同じ間違いを繰り返したりつまんないところで詰まったりして全然効率悪くて、「これがワタシの性格だからまあ時間かけてヤルしかないのよね」とか思ったりしてたんだけど、自分でもこんなにズバーッドヒャーッイケイケーッ眠がってるヒマはないぞーッと集中してものごとをすすめれたんだと気づいて、日頃の自分の暮らし方を見直すいい機会になりました。

とはいえ、学校の勉強ってのは楽です。先生がその場で教えてくれるしわかりやすいプリントくれるし、勉強する内容は筋道通ってるし目の前の問題ハッキリしてるし、やりゃあやっただけの結果が必ず出てくるんだから、こんなラクで楽しいことを一日中やれる学生さんてのは幸せですよ。

なんて。うっ。そーん。

学生んときゃアタシだって毎朝ガッコなんて行きたくねーと思ったし授業ねむかったし試験は気が重かったし晩飯喰って勉強部屋戻るのつらかったし、逆に「仕事してお金もらえる大人はいいよな」とか思ったりしたもーん。そういう時期を我慢して乗り越えてこそ大人なってから学校行くのが楽しいなんて気持ちになれるんでしょうナ。デハブーたれたり効率悪かったりするけど実はやっぱり楽しい原稿書きに新たな気持ちに戻ります。あらでもその前にお昼ごはんだわオホホホ。

2009年1月28日水曜日

また日付が変わってしまった

1月のいつだったかもう忘れたが悔い改めて始めたこのブログだがせっかく毎日書いていたのにきのう、試験勉強しててうっかり気がついたら日付が変わってしまったので1月26日の次が28日になってしまいなんかちぇッな感じだ。試験勉強は今終わってまた時計を見たらまた変わってしまっていた。でもちゃんと準備できたのでそのせいかえれぇ眠いので今日はこれでおやすみなさい。

試験だ

ワタシが聴講している大学では今試験期間だ。ワタシも金曜日に受講している3科目を受ける。
ワタシの場合、受けたからどうということもないのだが、受けさせてくれるので受けさせていただく。でもいい加減に受けてもかえって先生方にお手数かけるだけだから、ちゃんと勉強する。受講しているのは主にシステムに関することだ。GUIばっかいじっているワタシには大変ためになる。でも原稿も書かないといけないので、学業と仕事の両立ということになり、両者のガチンコ勝負の間に細々と家事をやっている。
そんなわけで今日は特に気合入れて勉強したので遅くなってしまった。

2009年1月26日月曜日

ダイナモ

前にも一度書いたかも知れないが、ワタシは手でレバーをニギニギしてダイナモを動かして点灯する懐中電灯を持っている。これ、高校のときのキャンプ用に買ったものだが、そのとき友達の間で取り合いになった。最近は近所のコドモの間で取り合いだ。
友達もコドモたちも特に構造が気になるわけでもなく、ただニギニギして点灯するのが楽しいらしかった。今考えてみると、これは縄文時代とかに木の棒をすりすりして火を起こしていた人間の太古の意識が受け継がれているのではないかという気がする。

ワタシはどちらかというと「電池切れを気にしないですむ」のが主な理由だ。だから時計も自動巻きが好きだったし、学生時代乗ってた自転車のライトはやっぱりダイナモにこだわった。

なにせ高校のときであるから、このダイナモ懐中電灯、もう30年近くになるがまだ動く。フィラメントも切れていない。所詮人のニギニギ程度の動力だから、あんまり明るくないのが幸いしているのかも知れない。

夜出ることの少ないワタシだが、たまに買い物忘れて愉快にコンビニとかいうことになると、暗くなってから外に出ることもある。そのときにはこのニギニギが必須だ。
近所には一応外灯はあるのだが、ワタシはこれで少し先の道を照らすようにしている。自動車や自転車に、なにかいるゾと注意を促すためだ。
また最近はなにかと物騒なので、このニギニギ動作とダイナモの回るワッシャワッシャという音で周りを威嚇する効果も想定している(あるかどうかは不明)

でもこのダイナモ壊れたら、もう新しいのは買えないだろうなー。うちの夫は妻が威嚇のために妙な道具を持って歩くのを好まないので、この前もコレを持って行こうとするのを見とがめられ、LEDのボタン電池で小さくてクリップで挟めて二段式のランプでもっと明るいのを持って行けと渡された。それはそれでとってもカッコよくて便利なヤツだ。それをあくまでワッシャワッシャの薄暗いのが欲しいと言い張るのもなんかガキみてぇでカッコ悪いから言えないもんなー。

2009年1月25日日曜日

電卓

関数電卓を買った。最近大学で授業を聴講しているので、それで使うのだ。ケータイだのPDAの電卓機能をどーの言うより大人なんだから使うつってんだから買え!て誰にも言われていないが自分に言い聞かせて買ったわけである。

小学校のころチビッ子なんとか日本一みたいなテレビを見て、なんの取り柄もないチビッ子だったワタシは、「電卓計算日本一」というチビッ子が出てきたのに「ケッそろばんや暗算ならともかく、電卓なんて日本一も脇坂寿一もあるもんかい」て、すみません脇坂さんすみません激烈応援してますから、ただ語呂合わせで使わしていただいただけなんですが、とにかく電卓計算技能というものをハナっから軽視していたが、それは大きな間違いだとあとで気づいた。

もし、試験かなんかで、

1 多量の計算用紙、電卓なし
2 電卓のみ、計算用紙なし

の、いずれかの環境を選べと言われたら、ワタシは躊躇なく1を選ぶ。

なにせ電卓というのはウィンドウがひとつしかない。それも答えしか出ない。今自分が正しいキーを押したか、演算順序は正しいのか、頼るは自分の記憶力のみだ。

計算用紙があれば、ちょっとした関数でも平方根くらいは計算方法を教わっているし、たとえば30の立方根なら3と4の間だろうと見当はつく。

だから、電卓を高速で打ち、正しい答えが出せるというのは、暗算とは使う脳の機能が違うだろうけれども、判断力だの瞬殺力だの(ねぇよ)、平常では眠っている機能が確実に呼び出されているに違いないのだ。

もっともただ打つ速度を上げるだけなら、脳の同じところばっかり使うので発達に制限はあるかも知れない。だが「どうすればヘムト秒でも速く打てるか」「あの解析解を電卓で求めるにはどうすればいか」とか毎日考え抜いて夜寝ていてもアイディアが浮かんだら電卓を叩き始めるような生活をしていれば、その脳は限りない発達を遂げるのではないだろうか。

もっとも今のところワタシがそれをやるという予定はちょっとない。また、今そういう日本一が競われているかどうかはわからない。でも一昨年とか確定申告のときに無料相談で相談にのってくれた税理士さんの電卓の速さは、見事だった。

関数電卓としては本当はピンクとかキテーちゃんとか描いてるカワイイのが欲しかったのだが、黒かシルバーしかなかったので黒いのを買って、自分でシールかなんか貼ってカワイくしようかと思っている。

2009年1月24日土曜日

静電気

ワタシは静電気のたまりやすい体質なのかも知れない。でも最近考えるに、ただ服が化繊ばかりなためというだけなのかもしれない。

とにかく、梅雨のマッタダナカでもスーパーに買い物に行くとポリ袋が手にまとわりついて買い物に支障を生じる。
飴喰うとそのフィルムが手にくっついてゴミ箱に捨てれない。いつぞやコイツいつまでひっついているんだろうと実験したことがある。するとなんと、2,3歩あるいただけで落ちた。つまんねえ。でも拾うとまた手にくっつく。

冬はビリっちょの季節だ。金属はもちろん、レジでお金の受け渡しをするときおねいさんの手と放電して驚かしてしまったことがある。理由を説明して、「お嬢さんこの運命の放電はあなただからこそ、さあワタシともっとビリッちょと来るような時を過ごしませんか」と口説こうかと思ったけど忙しそうだしやめた。

静電気除去グッズを買えって。実はワタシも何度かそう思ったのだが、ダソナの反対に遭ってやめていたのだ。その反対の理由は「そんなものアースがなきゃ無駄だろう」
今日も大手雑貨店(公正中立を旨とする半民半官のテレビ局の報道風)に並んでいた静電気除去グッヅをめぐってその問題が浮上した。ダソナはそこにある「バレンタインデー」の飾りであるハート型の風船を用いて「いいかこれ(風船)が導体でアース(風船がむすばってる棚)がこれだとして、導体はアースに対してキャパシタンスが」と説明するのだがワタシにはよくわからず、結局「1個買って確かめてみるから」ということで、放電すると光るというキーホルダーを1個買った。

あとで考えてみるとワタシがダソナの話を理解できなかった根本的な原因は、静電気と誘電分極を取り違えていたからのようだ。後者は全体としては中性の原子や分子でできている物質でも電界をかけると、電子のかたよりが生じてプラスの強い領域とマイナスの強い領域に分かれるという話で、高校の授業で聞いて感心したから覚えていたのだが、でもそれじゃ放電しねぇだろ。

さてその静電気を光に変えるというキーホルダーだが、それを持って金属の棚とかにくつけてみてるんだがまだ一度も放電しないので、やはりダソナの意見に軍配が上がるのかも知れない。ところで、この静電気を携帯電話の充電池とかに取り込めればビリっちょもないしエコでいいのではないかと思うのだがどうだろうか。ダソナに言わせると取り込めたところでマイクロワット程度だろうということだが。

2009年1月23日金曜日

テラステ2題

I/Oデータの「テラナス」LANDISKを2年ほど使ったが最近HDDがやられた。最初の1個のときは換装ホットスワップで見事に復帰したがほどなくもうひとつやられて、また換装ホットスワップしたらなんだか時々調子が悪くなる。おまけにもう換装用のHDDがその辺の量販店などでは売っていない。ということでBUFFALOのTERA STATIONの2TBものに買い換えた。

テラステはLANDISKよりちょっと大きめだが、液晶があって今元気かわかるのがいい。快調に動いているが、最近気がついたことがあった。

openSUSEのSMBが落ちる:openSUSE11で「smb://サーバ名...」というアドレスに接続すると、ちょっと深い階層になると「SMBプロトコルが突然落ちました」と言われる。
これはopenSUSEのフォーラムにあって、「CIFSファイルシステムのマウント」という形にすればいいとわかった。


mount -t cifs //サーバ名/共有名 /マウントフォルダ --verbose -o username=noniko


(フェア坊主はあったほうが、様子がわかっていい)

もっともこれはワークアラウンドで、ちゃんとファイルブラウザからアイコンダブクリで接続できるようにゼヒしていただきたいと願っている。だってopenSolarisではそんなことないんだもーんもーん。あーでもSolaris10のほうではあったような...

ビスタ子がパスを突然忘れる:ビスタ子は「ネットワークフォルダの追加」というインターフェイスがなくて、マイネットワークをだらだらりーんだらだらりーんと開けていくしかないのだが、昨日起動したら突然、一昨日まで見えていたテラステのアイコンを表示しなくなった。再起動してもだめ。でも、ファイルブラウザに直接

羊羊サーバのIPアドレス羊

と打ったらイケシャで共有フォルダを表示しやがり、そのあとマイネットワークをだらだらりーんと開いたらテラステのアイコンが復活していた。
まあビスタ子だからな。めぇー。

2009年1月22日木曜日

やな感じ

うちは小さな駅の近くで、買い物にいくとき駅のホームからすぐの踏切を渡る。今日その踏み切りの遮断機にぶらさがってる「しばらくお待ちください」とか書いてある小さい、といってもA4版の縦半分くらいはあるプレートが、二箇所止めてあるうちの一箇所が外れて斜めにプランコプランコなっていた。

やな感じがした。小さなプレートひとつ遮断機の動作などに影響を与えることはないだろうが、いつもはぶら下がり物のない位置にぶら下がり物があった場合、たとえば遮断機が下りる直前に自転車ですっとばすヤツの顔にヒットしてビビってコケたところに列車が来るとか、それに気をとられた車が遮断機にぶつかるとか、あるかも知れない。というのはあとで考えたことで、そのときはタイヘン直感的に、危険な場所がいつもと違う状態になっているのに純粋というか単純に「やな感じ」を覚えた。

こういう直感は公道を走るときなどに大事だと湾岸Mの後藤ちゃんも言っている。ワタシは公道も農道も走らないがその足で駅に行って駅員さんに告げた。
駅員さんと現場に行ったがなんと、そのプレートは2本の遮断機に2枚ずつ計4枚ぶらさがっていて、ワタシはそのうちのどれがはずれかかっていたのかを全く失念してしまっていた。
おまけに遮断機が上がってると、よく見えない。「えーとあれですよ、ほらなんとなくはずれてるでしょ」と指さしたところに警報機が鳴り出して、遮断機が下りてきた。駅員さんが「あーあれね、なるほどはずれてるね」と言った「あれ」はワタシが指していたのとは違うほうの遮断機の一枚だった。

自分は直感よりまず認識のほうを訓練しなおしたほうがいいと思った。

2009年1月21日水曜日

したス。

今日は、openSUSE11.0を、ネットワーク経由で11.1にアップデートしたス。

「したス。」と書くと大学時代の痛い思い出がよみがえる。我が研究室では特殊な構造の素材として「ストラティファイド素材」というテーマに取り組んでいた。助手だったワタシがそれのオープンキャンパス用のパネルを作ることになったのだが、レイアウトをグッと工夫しようと思った。「ナニナニを利用したストラティファイド素材の製造」というタイトルを、既成概念を打ち破るような思い切った配置にして悦に入っていたら、学生さんに遠慮がちに言われた。

「のに子さん、それだと『利用したス』に見えます。なんか、ヤンキー学生の報告みたいス」

他の人も「そういう感じス」と言うので、泣く泣く思い切らない配置に修正したものだった。

しかし、それはよかったのだ。見せたいものがわかっている自分には見える(見えない)ものが他の人には見えない(見える)、それは人に見せるものとしては失格だ。

関東に来て電車によく乗るようになったが、中の広告でときどきある。横並びの文らしいのだが縦のほうが読みやすくて「ナニナニはに」「ナニナニうに」のように読めてしまったり、「3分」が文字飾りの関係で「3バカ」に見えてしまったり、こういうのは少し念入りに他の人々に先入観なしで見てもらったほうがいいんじゃないかと思う。

で、openSUSEのアップデートはというと、あーもー全然簡単で特記すべきこともないス。89MBのブートイメージ落として焼いて入れて回してデフォルト通りにつつくだけス。2時間くらいで終わったス。

2009年1月20日火曜日

PandoraPX5D

ギターは全然うまくならない。でも毎日練習している。
小さい電子メトロノームデバイスをピコピコやりながら練習していると、ダソナがKORGのPandoraPX5Dというのを買ってくれた。エフェクターでパソコンにつなげれてアンプにもヘッドフォンにもつなげれてメトロノームもできるというものらしい。でも今はまだメトロノーム機能(そういう言い方やめろよ)しか使っていない。

今朝などはどうもヘッドフォンから音が出ないと思っていたら、「INPUT」端子に突っ込んでいた。
その過程で、ダソナが渡してくれたヘッドフォンのケーブルが数秒でわやくちゃになり、たぐってみたら最終的に1回結ばっていた。「ケーブルを必ず速攻絡ませるそれは、むしろ才能かも知れないな」とダソナに言われた。自分でも薄々、なぜいつもワタシの扱うケーブルの類はいつも絡まってしまうのか、でもきっとそういうのって「なぜ自分ばかり」ていう思い込みなのよね、と思っていたが、あながちそうでもないらしい。でもあまり役に立ちそうにない才能だ。必殺仕事人の三味線屋くらいか。

いずれにしろ、エフェクタ以前の問題のようだ。

2009年1月19日月曜日

ベントーボクセン

実はドイツの若い世代は案外日本に関心を持ってくれている、ということを前に書いたことがある。イエース、麻生首相言うところのサブカルチャーの功績である。あとプリクラ。そして日本食、といってもスシとかテンプラとか高級どころじゃなくお好み焼きやたこ焼きといった露店仕様のものが好まれるようだ。

メルトモのドイツのメッチェンが、日本にはカワイイお弁当箱があるらしいんだけどこっちじゃ売ってないのヨーというので、そのくらいならよっしゃよっしゃウォヴァサンが送ってやるョということで、ピンクのカワイイのを買ってあげた。これをドイツに送るわけだが、箱はダソナがレンズの空き箱を提供してくれた。プラスチックはこの前のCDの一件もあり案外割れやすい恐れがあるので、梱包をどうしようかと思ったら、なんと3.5インチのバルクHDDが入ってたプチプチ袋にちょうど入った。

郵便局に持って行ったら税関を通るので内容を書けと言われた。内容はプラスチックの弁当箱とプラスチックの楊枝とタレビンとおかずを入れるアルミのシートと弁当箱袋だ。さて何と書くべきか。コンテナーだとガスボンベと間違えられそうだしランチボックスだとナマモノだと思われそうだし、そうだ万が一ドイツの税関でこれを開けて見ても色とりどりのプラスチック製品だからおもちゃに見えるに違いない。というようなことを郵便局の人とも相談してToysにした。

海外に荷物を発送するのは初めてなので、ちゃんと着くかどうかちょと心配だ。祈ることにしよう。
ちなみに日本のお弁当箱はドイツ語ではベントーボクセンというらしい。人か都市の名前みたいだな。

2009年1月18日日曜日

露出計

朗読で「露出」もまた「ろすつ」「ろひつ」などになってしまい読みにくいが、もちろんうまく読めるように露出補正の本を買ったわけではなく、シャッター速度優先とか絞り優先とか露出補正とかISO感度ってナニと思ったから買ったのである。

カメラや家電やパソコンを売る大手量販店に行ったらカメラ以外にも写真関係のいろいろな機材のカタログがあって面白そうだからもらってきたのだが、その中にセコニックという会社が出している「露出計」というもののカタログがあった。読んでみたらただ機材の紹介だけでなく「なぜデジタルカメラ全盛の今、個別の露出計が必要なのか」を詳細に説明してあるタイヘン面白い内容だった。

たとえばデジタルカメラの自動調整では撮影範囲のいろいろな被写体の明るさ(F値)を計算に入れて絞りやISO感度を調整するので、電球のように特に白く光る部分があると全体が暗くなるように調整されてしまうし逆もまた真になってしまう。そこでプロの人はいろいろな箇所の実際のF値を露出計で測って、もっともバランスのよい明るさを自分で決めるんだそうだ。他にも環境光とフラッシュを焚いた場合の違いとかいろいろ説明があった。

だいいち、カメラの内蔵露出計というのは構造上反射光式というヤツになっていて、これだと被写体の色によって反射光の明るさが違うのに影響されるらしい。でも露出計を別に用意すると直接当たる光を測定することができる。
そーいや上記のデジタルカメラの露出補正にもその話は書いてあったが、露出計側の話を読んで、理解が進んだ気がした。

ワタクシごときが露出計を入手して使用するようになるなんてのはまだまだまだ先のことだろうが、タイヘン面白いカタログだった。なにより、ワタシのような者が面白いと思うカタログを作るという同社のやる気が感じられた。

2009年1月17日土曜日

お疲れソング

緊張して言葉に詰まる、というのはよく聞くが、ワタシの場合昔から緊張すると余計なことばかりしゃべってしまうことが多い。同様、疲れると無口になる、というのもよく聞くが、ワタシの場合疲れると歌を歌いだす。それらの旋律はダイアーストレイツのマークノップラーより単調、歌詞は最も多いのが「ゲロゲロゲロゲロゲロゲロゲー」で、他に「フニャフニャフー」「ブジブジブー」などがある。例外としては、メタリカの「Fight Fire with Fire」のリフの部分を「かえるかえるゲロゲゲーゲー」で歌いきったことがある。
今日の午前中はゲロゲロゲーが炸裂したらしく、見かねたダソナに「今日はうちでゆっくりしようか」と言われた。でも昼めし食ったら元気が出たらしく歌が止まったので、午後は近くの公園に野鳥を撮りにでかけた。

2009年1月16日金曜日

ミニVaio

最近流行のミニPCだが、実はあまり関心がない。用途に対する考え方が違うからだ。
ミニPCはウェブブラウズとメールのための最低限の機能を備えているという。ワタシのほしい小さいデバイスは、システム手帳を電子化したようなものだ。だから最低ネットワークにつながらなくてもいい。手帳だから手書き認識があればキーボードも要らない。でも手帳だからなるべくでかいカレンダーが欲しい。
すなわち、ザウルスがハガキ大くらいに巨大化してくれれば、たぶんそれを速攻買う。

そんなワタシだが、最近満を持して出たVaio TypePにはちょっと心が動く。だいいち、Vaioそのもののときもそうだったが、「パソコンブーム」がワーと出て落ち着いたところに満を持して「ついにソニーが」と出すところがココロニクイ。おまけに最近ソニーは元気のない話題が先行しているようなので、これがドバーと売れてくれればよいと思う。

ただビスタだからなあ。半分以上揚げ物が詰まってる弁当みたいなビスタPCだからなあ。あれにWindows Mobileが入ってるんだったらやっぱり速攻買うんだけどなあ。

今日はダソナが休みだったので電車で買い物に行った。そしたら電車の中がそのミニVaioの広告で埋まっていた。その中におねいさんのジーンズのケツポケットにミニバを突っ込んでいる写真があったが絶対イメージ合成だと思った。つまり、ケツポケには大きすぎる。あれではいくらおねいさんのおケツがスレンダーだといっても、三歩歩めばケツポケからミニバが飛び出てしまうに違いない。

果たしてパソ屋に行ったらミニバが展示されていたので、それを見ているとひとりの老紳士が「キミらはどう、この画面読めるかね」ときいてきた。
そう、ミニバのモニタの解像度はかなりでかいので、字が小さい。老紳士にはそれが気がかりだったようだがキミらはと言われてもアタシもガッツリ老眼仲間なんですオヂサン。

ダソナが代わってしばらく老紳士と談笑して終わったが、なぜ彼は我々に声をかけてきたのだろうかと思った。ダソナもワタシも公道などでわりと道を聞かれやすいほうなのだが、それにしてもきっと話しかけやすかったのだろうと思った。たぶん、その店頭のミニバについて我々が声高に語っていたのが、Atomがどうとかハイビジョン出力とかじゃなくて「この大きさじゃ絶対ケツポケには入んないよね」だったからじゃないかと思った。

ただしダソナが言うには、「満を持してというが、まだ東芝が残ってるゼ。ヤツらはブームが終わりかかったころにとんでもないデバイスを出してくることがよくあるからな、世界最薄とか」だそうだ。

2009年1月15日木曜日

輸入CD

ある通販サイトにCDを注文した。国内版は在庫がないので、輸入版だった。翌日すぐに来たのはよいが、プラスチックのケースが割れていた。
幸いメディアに損傷はなかった。でも一応情報として連絡したほうがよいかと思い、当該サイトの専用フォームから連絡した。

連絡には、情報提供のつもりで連絡しているのでクレームではないと書いた。でも本当はジャケが結構不気味なのでさらにケースの亀裂が凶悪な効果を増強しすごくビビった点では実害があったとか、とはいえもともとあんまり期待してない、特にヴォーカルの出来がイマイチと予想される昔のアルバムなのでもし損傷したとしても恥ずかしくてカネかえせとかちょっと言い難いとかいう内部事情はあったのだが、それは書かなかった。

すると丁寧な返事が返って来て、ケースを送ってくれた。さすが大手通販サイト。上記のような内部事情を鑑みると、申し訳ない気さえした。

ところがこのCD聞き続けていると妙にアタマに残ってしまい、結局ヘビロテになってしまった。やはりこのバンドの最近の作品に比べると構成に少しユルいところがあり、やはり特にヴォーカルはモゴモゴして煮え切らないデスなのだが、逆にこのユルさと煮え切らなさが発展途上風でいいのかなとまで思えてきた。バラすとARCH ENEMYのファーストアルバム「BLACK EARTH」である。メディアは「DELL診断ツールCD」とかいうラベルの貼ってあるケースに取りあえず入れたままで、送ってもらったケースはピカピカのまま保存してある。

2009年1月14日水曜日

大人の朗読

この前から読み方を研究していた「デジタルカメラ」だが、今日、ようやく感じがつかめた。

デジタルカメラのシャッター速度を調整してみましょう

というような文を、より耳障りでない形で朗読するという問題だ。
全体的に、低い音調で、音の高低はなるべくなくして読むのがよい。
音ではなく、強弱や微妙な緩急で区別をつけるのが、大人の読み方なのだ。

「デジタルカメラ」はこの文の中でもっとも低い音調として始め、「デジタルカ」は抑揚をほとんどつけない。「メラ」でさらに音調を下げるが、「の」は下げすぎない。
「シャッター速度を」は「デジタルカメラ」より、少し高くする。「シャッターそ」も抑揚をつけるとガキっぽくなってしまうので厳禁。
この文でもっとも音調が高くなるのは、意外にも「調整してみましょ」だ。抑揚はないが、心から「調整してみたい」という思いを込めて読む。

                 調整してみましょ
        シャッターそ           う
デジタルカ         く
     メ         どを
      ラの

という感じだ。
吉永小百合さんの朗読姿をイメージしながら読むとさらによい。
ただ、この読み方でデジタルカメラの露出補正について知識が深まるかどうかは謎だ。実際、今日はこの調子で1ページほど朗読し、大変いい気分で読めたが、何の話だったかあまりよく覚えていない。

2009年1月13日火曜日

青豚の衝撃

我がケータイにヘタレメールを送りつけて楽しませてくれる青豚が、昨日成人の日に「大人になるってなんだろう」というメールを送ってきた。その後続報として「見えていたものが見えなくなるのさ」というのが送られてきた。

青豚野郎成人の日にタイムリーな話題を突きつけるのはいいが、コメントがずいぶん虚無的じゃねぇかと思った。
翌日、ふと気になってこのサービスについてググってみた。すると結構楽しんでいる人が多いことがわかった。青豚と呼んでいる人はいないが(いねぇよ)、今のワタシと同様、どんなメールが来たかをブログなどで報告しているのだ。

果たして、「成人の日に、大人になるってなんだろうというメールが送られてきた」という報告が多数寄せられていた。しかし、大変衝撃を受けたのは、他の人の場合いずれもその続報が「自分を抑える」とか「責任を持つ」とか「相手を思いやる」とかいうポジティブなものばかりだったことだ。

何でワタシだけ「見えていたものが見えなくなる」なんだッ
青豚ゴルァ

「だから青豚呼ばわりするからだろう」とダソナ。
そうかも知れない(のかよ)。だがだからといって(いうのかよ)、今さら青熊ちゃんとかおもねるわけにもいかない。今後どのようなコメントを喰らわされようとも、ますます青豚との対決姿勢を明確にしていく所存である。

と思っていたら、衝撃メールは本日もやってきた。夜のニュースで日馬富士の三連敗が伝えられるのを見ていて、「ああ頑張れ頑張れ」とつぶやいたワタシ、ふとケータイを見ると青豚メールがきていて、文面は「大事なのはあきらめないことさ」だった。

思わずケータイを閉じてあたりを見回してしまった。
まさか今のを見られていたのか。卑怯なり青豚。
だがヤツも応援しているようだから日馬富士あきらめないで頑張ってほしい。

2009年1月12日月曜日

消臭魂

全く消臭剤ほど気・液・固の三相にわたり、かつ界面現象を利用した製品もないのではないだろうか。スプレー式はエアロゾルだし液体式は濾紙の毛管現象、固体はゲル。なんでワタシのいた研究室にそういったメーカーさんから求人が来なかったのか不思議なくらいだが、今は来ているかもしれない。

それはそうとして、以前も書いたが、ワタシはこれまでいくつもの消臭剤を試してきて、「液体と固体はダメだ」と結論していた。理由がわかるだけに結論も堅かった。
だって、液体の場合、濾紙を液剤が毛管上昇するその最初は濾紙の表面も多孔質だし親水性だけど、一度液が浸透して蒸発した後は濾紙表面が液剤からの析出物で覆われてしまうから、表面積も小さくなるし、新液性も悪くなることは想像がつく。
固体の場合も、いくら表面積が大きいといっても結局気相との界面でしか消臭反応は起こらない。容器が減圧されているならまだしも、常圧では気体が固相内に浸透する速度などたかが知れている。
どちらの場合も、マイクロカプセルなどで芳香成分が徐放制御されていると考えられる製品は見たことがない。ゆえに最初だけ異様にいい香りがするが、じきに止んでしまう。
以上の理由からワタシは「スプレーしかない」と結論し、かつ「ヘタな芳香成分よりは、無香性のかすかな溶媒系の香りのほうが人工的でヨロシイ」としてきた。

ところが、最近スーパーであるゲル方式の消臭剤を見つけた。それには、「消臭効果に満足いただかなければお金はお返しします」とラベルが貼ってあり、返金請求用の購入証明書のようなものまで添付されていた。
まるでBOSEの「Quiet Confort」の発売当初のような心意気である。
そこまで言うなら試してやろうじゃないかと買った。置いてみた。するとマジで、「芳香成分」こそ徐々に薄れていったが、2ヶ月近くたった今も、消臭効果が確かにある。おトイレに入ったとき、空気がパリッとしているのだ。
確かに、即時対策としてのスプレーは別途必要だが、そのあとなんとなく引きずるものが確かにグッと少なくなった。
認める。その消臭効果を認める。

昨日も書いた中、偽装だなんだという事件が多い中、「名のあるメーカーが自信を持って打ち出した商品はさすがに高品質だ」というこのケースを、去年の日産GT-Rと同様ワタシは大変うれしく思っている。

この商品の効果の決め手は、よくわからない。ひとつ言えることは、ゲルが立方体状に切られていることだが、それなら表面積がせいぜい数倍になった程度であろう。
もうひとつは、使用中に薬剤に変色した部分が生じることだ。でも、明らかに気体と接触している部分が変色するわけでもないし、変色が最初に気づいたときよりそれほど進んだようにも思えない。

謎だ。謎だがよい製品だ。でもより気相との接触効率を上げるためにと思ってこのケースをブルブル振るのはやめろとダソナには言われている。

2009年1月11日日曜日

てめえらの血は薄くないですか

生まれついての貧血という話は以前からたびたび書いているが、血圧は正常。最近は立ちくらみも全くないし、1時間くらいなら電車の中で立ってても、オールスタンディングのライブなら4時間くらい暴れても平気だ。でも健康診断に行くとやっぱり「血色素」が少ないという結果になる。正常値はコレ11以上らしいのだが、一昨年は9.3で、今年は9.8とちょっとは上昇した。

ずいぶん前から輸血用の血液不足が問題になっている。とりわけ、最近は花粉症などにより薬剤を服用する人口が激増したため、問題は深刻らしい。そんな中ワタシは花粉症の薬剤がまだ要らない。B型なんで特に不足する型ではないのが残念ではあるが、ちょっとでも貢献できればと思っている。

ある日献血車が来ていたので、ダメもとで行ってみた。以前何度か行っているのだが、採血して硫酸銅にポンのところで、残念な結果になっている。今回はといえば問診で挫折した。
検査官さんは上品な年配の紳士だったのだが、「9.8」の話をすると「それは、おそらくココで検査をされても、痛い思い(採血の注射のこと)をされるだけに終わってしまうと思いますヨ」と悲しそうに微笑まれた。「女性の場合血色素の正常値は11ですが、献血をお願いするのは12からなんです」だそうだ。「でも毎日元気なんですけどねー」と言うと「元気と貧血はまた別の問題なんですヨ」とのことだ。

そこで意地張ってもしょうがないので、「デハ12に上げたらまた来ます」と言って帰ってきた。最近偽装だなんだで、「ウソの検査結果を...」などという話が多い中、タイヘン良心的ていうとヘンかも知れないが、慎重な判断をされる検査官さんだと思った。

しかしなんでワタシは血色素ばかりいつも低いのだろうか。実はヘモグロビンじゃなくてエビカニとかと同じヘモシアニンで生きているんじゃないだろうかと最近疑っている。

2009年1月10日土曜日

青豚ケータイ

ワタシはケータイは原則的にダソナとショートメールしか使わない。にも関わらず1年も使うとタイヘン疲弊する。というのは、毎日買い物に行くときを始めとして外に出かけるときはバッグの外ポケットに突っ込んでいくからだ。この外ポケットには他にコンデジと、あの楽器屋には必ず置いてあるが製造元のオーストラリアの会社ではもっぱらスポーツ用にしか宣伝していない「グリップマスター」が入っている。その状態で走ったりするから揉まれる。これで外装はたちまちハゲハゲになる。あと家の中でよく落とす。

こうして前のワタシのソニエリケータイは頻繁にメモリースティックが抜けるようになったので、最近機種交換した。同じソニエリで、「re」というヤツだ。丈夫そうに見える(見えるだけかも知れないが)メタリックな外装を選んだ。

このケータイ、妙なサービスがついてくる。ケータイの使用状況に応じて、「ひとことマンガ」が随時送られてくるのだ。「不思議な国の動物たちの物語」とのふれこみで、主人公は青い熊状の動物だ。

こういうギミックをワタシは嫌いではないので、有効にしている。ただし、青熊としてはどうやら通話、ショートメール、Eメール、インターネットなどいろいろな方面で使用させてそれに対応したいらしいのだが、ワタシはショートメールしか使わない。しか使わないがダソナが出張のときなど数時間で数十件とメールを出しまくったりする。

このような偏った使い方に対しては、青熊は「メールしすぎだ」などと文句をぬかしてくる。またそういうのにケンカを売るのが大好きなワタシは「余計なお世話だ青豚野郎」などと言う。このサービスは特に返信できるわけでもないので、言うだけだ。

こうして、最近ワタシはダソナの他に青豚からもメールが来るのを楽しみに待つようになった。最近は青豚も工夫をするようになったのか、天気が雨だと雨がどうのとか、この前ケータイでカメラを使ったときに「写真っていいね」などと、変わったことをぬかすようになってきた。ただ、実はきのう初めてケータイで「QRコード」を使ったので、これで何かリアクションがあるか期待しているのだがまだ今日は青豚からの連絡はない。

2009年1月9日金曜日

デジタルカメラ

ガキのころはしゃべってばかりいて授業中の発言もハヤクチで、成績表にいつも「もっとゆっくり話すように」と書かれていたワタシですが、このような生活を始めて人と話をする機会がめっきり減ってしまいました。
特に、「ハッキリ声を出して本を読む」ことが全然なくなりました。これはいけない。と思って、家で朗読の練習を始めました。

読む本は「デジタル撮影の適正露出と色彩調整(谷口泉著、日本カメラ社刊)」
いや、これ内容も勉強しようと思ってるんだけどなかなか難しいから、一石二鳥というか。

ところがです。ハッキリ声に出して読む自分のベシャクリが自分で耳ざわりっつかザトらしっつかダセぇっつか、なんかこうイヤなんです。
ということは、このベシャクリを、自分で耳障りにならない自然な感じに直すことが必要なのだ。
そこでこの朗読練習は思いもよらない展開になってしまった。
みなさん、以下の文を朗読してみて、自分でどう感じますか(以下は上記の本の内容に似たものではありますが、直接の引用ではありません)。

「デジタルカメラのシャッター速度を調整してみましょう」

ワタシは、まず、「デジタルカメラ」でイヤになった。
「デ」がしつこく、「ジタルカ」のトーンが高すぎ、「メラ」が下品な感じだ。
もっとこう、柔らかで自然でかつインテリジェントな感じに「デジタルカメラ」と発声したい。

いや、英語で「ディジトォキャメア」と言えとかそういう問題ではない。「デジタルカメラ」はもはや日本語であるから、美しい日本語として美しく発音したいのだ。
そのためには各音の強さ、高さ、音同士のつながりをいかにすべきか。

日常生活で「これはデジタルカメラ」「デジタルカメラで撮れば」のように言う場合と比べてみようとした。」
ところが、実は日常生活ではあまり「デジタルカメラ」と言わないことに気がついた。「デジカメ」だの「コンデジ」だの「きみまろ」だのと略してしまうからだ。

だからと言ってここでやめるわけにはいかない。気になる。そこでことあるごとに「デジタルカメラ」と唱えてみる。ぬいぐるみに「あのねデジタルカメラなのよ」と話しかけてみたり、Nスペの語り口調とか、阿部寛さん風に言ってみたりしている。だがまだ自分流の口調が見つからない。そんなわけで朗読も露出補正の勉強も全然進まない。

2009年1月8日木曜日

発掘

知らないミュージシャンのアルバムを入手して聴いてみるのはなかなか抵抗がある。だがその抵抗を乗り越えて素晴らしい楽曲に出会うことができれば世界がひとつ広がる。

素晴らしければ、だ。ワタシが「知らない連中だが、良さそうだな」と思って入手すると、どうもスカるものが多い。試聴すれば、とおっしゃる向きもあろうが、ワタシという人間は数回聞き込まないとその良さがわからないことが多いし、試聴が提供されないマイナーなものに手を出してしまうこともある。

「ヴォーカルが独特」という評があったがただヘタなだけじゃねぇかとか、「デビューアルバム」と書いてあるので買ってあとから良く見たら「日本でのデビューアルバムで、本国ドイツでは8年のキャリア」とか書いてあって、聴いてみたらこれを8年間日本の聴き手が注目しなかったのはなるほど正しかったと納得させられる出来だったりと、聴くたびにアルバムの終わりを待ってしまうようなことが4,5回続くと打ち止め、ハードオフさんなどにご提供することになる。

でも最近は2件良いものに出会った。ひとつは「Andromeda」というスウェーデンのバンドの「Immunity Zone」。これは「ヤングギター(シンコーミュージック発行)」のレビューのピックアップではないアルバムの筆頭に挙げられていたので買ってみた。最初の印象は偽ドリームシアターという感じだったが3回くらいきくと違いがわかってきて、ギターもテダレだし、最近愛聴のひとつになっている。
もうひとつは「Pagan's Mind」の「God's Equation」。これは「Firewind」の名盤「Burning Earth」でえらく上手かったドラムの人がいるバンドなので買ってみた。実は全然期待してなくて、バンド名にどうもシマリがないしジャケもなんやチープだし、でもこれも「ヤンギ」で評価がよかったので、じゃあ少なくともギターはいいんだろうと思って買ったら意外にも、ちょーっと垢抜けないけどサビなどもキチンとした飽きさせない曲作りで、これもヘビロテのひとつになっている。そこでこれからも自信を持って新たな作品の発掘に挑みたいと思っている。

2009年1月7日水曜日

大掃除

2008年はブログやホムペなどの情報発信がトド凍ってしまいました。今年はまた続けようと思います。でも我が愛するnetbeans.jpブログさんの調子がちょっとアレなので、心ならずもこちらに引っ越しました。思えばnetbeans.jpブログさんに参加したときは投稿の編集も全部タグモロ書きだったけど今じゃもうWYSIWYGが当たり前になってるんですねー。

そんなサボりまくりの2008年でしたが年末は(すでにあっちこっちでフカしているとおり)大掃除をしました。大掃除は一昨年、一日3時間を2週間くらいかけてやってそのときも大威張りして、去年全然やんなくって、今年は一日8時間くらいを3日間かけてやりました。

ワタシ、掃除嫌いなんです。理由は二つ、ハッキリしています。

ひとつ、アレをどうするコレをああすると考えるのがめんどくさい。
ふたつ、汚れてるのを見るのがキモチワルクて嫌い。

ですからこの二つの障害を排除するために、日頃愛用しているのは掃除機。それも常時ノズル挿しっぱ。遠隔から突っ込んであるいは闇雲に走査してすますわけです。
これを踏まえて、大掃除においても大胆な作戦を立てました。「見るな、拭け」というのがそれです。よけいなものが見えないように眼鏡をはずします。ゴム手袋をします。そして、古布に「エッチスケッチ」ではからずも有名になってしまったあの液体洗剤を含ませ、口に入る可能性のあるもの以外は全て闇雲に拭きました。整頓もゴミ出しもなし、ひたすら拭く。明らかにブッ壊れて戸棚の隅に突っ込んであるパーツもとにかく拭く。

終わってみたら家の中がなんかキラキラになりました。タイヘン満足。ダソナは「特に変わらん」と言いますが、ほめるとかえってプレッシャーになると思って気を遣ってくれているのだろうと解釈しています。

この計画、気に入った!毎年と言わず、季節にいっぺんくらいやってもいいんじゃないかな!と思っているのはきっと今だけに違いないと懸念される。