ワタシは静電気のたまりやすい体質なのかも知れない。でも最近考えるに、ただ服が化繊ばかりなためというだけなのかもしれない。
とにかく、梅雨のマッタダナカでもスーパーに買い物に行くとポリ袋が手にまとわりついて買い物に支障を生じる。
飴喰うとそのフィルムが手にくっついてゴミ箱に捨てれない。いつぞやコイツいつまでひっついているんだろうと実験したことがある。するとなんと、2,3歩あるいただけで落ちた。つまんねえ。でも拾うとまた手にくっつく。
冬はビリっちょの季節だ。金属はもちろん、レジでお金の受け渡しをするときおねいさんの手と放電して驚かしてしまったことがある。理由を説明して、「お嬢さんこの運命の放電はあなただからこそ、さあワタシともっとビリッちょと来るような時を過ごしませんか」と口説こうかと思ったけど忙しそうだしやめた。
静電気除去グッズを買えって。実はワタシも何度かそう思ったのだが、ダソナの反対に遭ってやめていたのだ。その反対の理由は「そんなものアースがなきゃ無駄だろう」
今日も大手雑貨店(公正中立を旨とする半民半官のテレビ局の報道風)に並んでいた静電気除去グッヅをめぐってその問題が浮上した。ダソナはそこにある「バレンタインデー」の飾りであるハート型の風船を用いて「いいかこれ(風船)が導体でアース(風船がむすばってる棚)がこれだとして、導体はアースに対してキャパシタンスが」と説明するのだがワタシにはよくわからず、結局「1個買って確かめてみるから」ということで、放電すると光るというキーホルダーを1個買った。
あとで考えてみるとワタシがダソナの話を理解できなかった根本的な原因は、静電気と誘電分極を取り違えていたからのようだ。後者は全体としては中性の原子や分子でできている物質でも電界をかけると、電子のかたよりが生じてプラスの強い領域とマイナスの強い領域に分かれるという話で、高校の授業で聞いて感心したから覚えていたのだが、でもそれじゃ放電しねぇだろ。
さてその静電気を光に変えるというキーホルダーだが、それを持って金属の棚とかにくつけてみてるんだがまだ一度も放電しないので、やはりダソナの意見に軍配が上がるのかも知れない。ところで、この静電気を携帯電話の充電池とかに取り込めればビリっちょもないしエコでいいのではないかと思うのだがどうだろうか。ダソナに言わせると取り込めたところでマイクロワット程度だろうということだが。
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