おトイレのタンクに水を導入する金属のパイプの止水栓のあたりから水が漏れていた。普段もしそこから水が漏れたらイヤだなと思ってあまり使わないゴミ箱を下に置いていたのが当たった。一晩でそのゴミ箱の実力の80%くらいの水がたまっていて、これが全部床に流れていたらと思うとゾッとした。
前の日はそんな兆候もなかったのに「いったいいつからこんなに」と言ったらダソナに「リークというのは人が気づいたときがリークなのだよ」と言われた。普段から仕事で10のマイナス10乗パスカル台の空気漏れとたたかっているダソナらしくもらしくなくも聞こえる言葉だった。
朝管理会社に連絡したら、念のためタンクにベンダ名とか型式のようなものは書いてないかときかれた。探してみたらベンダはかの有名なTOTOだったがそれ以外の情報は色がなんとかベージュというものしかみつからなかった。探し方がヘタだったのかも知れないが。おかげでその日一日中TOTOの「アフリカ」がアタマの中で鳴っていた。
午前中に修理の人がきてくれた。「どーも奥さん水漏れだってね水もしたたるいいオンナってとこかなでもトイレじゃなあワハハハ、どれあーここねぇよく漏れるんだよね特に冬場は急に寒くなったりするから今日も今朝から5件も回って忙しいのなんのってどっこいしょ」という感じのオジサンが来るかと予想していたが来たのは色白で痩せ型のオニイサンで、「それはパッキンがもう持たないのかも知れませんね」と言って工事前と工事前後の写真を撮り、旧部品をラベルのついた口の締まるポリ袋に入れて「この部品がこのようにして水を止めてるんですけど、金属がサビサビになってゴムシールも古くなっちゃってました」と見せてくれた。若いに似合わずなのか若いからなのか仕事をキッチリこなす人だと感心した。
ダソナはそのまま出張に出たので修理完了のメールを送ったら「アングルバルブのシール漏れだったのかな」と返事が返ってきた。そこで「たぶんサビサビになったのがバルブでゴワゴワになったのがゴムシール」と送ったら「だろうね」と返ってきた。いずれにしろ管理会社さんと修理業者さんのすばやい対応で助かったが、ワタシ自身の仕事はダメダメでまたいろいろと同じ間違いをやってしまった。
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