2009年3月18日水曜日

爆植

最近やけに暖かいので、予定を前倒しして朝顔の種を植えた。
去年、ブログがお休み気味だったので公開していなかったのだけれど、のに子大緑化計画を遂行した。つまり地球温暖化防止に協力しようってわけだ。うちは朝に廊下側、昼に茶の間、夕方にその隣の部屋に、各二時間ほどキョーレツに日が入る。それらを遮って室温上昇を防ぎかつヤツらに光合成をさせることによって二酸化炭素も削減する。植物は鉢に植えて窓辺もしくはベランダに置く。

植物としてはツル性のカーテン効果を期待して、朝顔とゴーヤーを試した。だがゴーヤーは植えるのが遅かったので、ベランダで生やしたところ実がなる頃に秋の雨ばかり降ってしまい、あの愛嬌ある実がとても可哀想だった。それとは別の問題として、成ったところで苦くて食えない。そこでどうしようか思案中だ。

問題は、枯れたあとどうするかだ。これ燃えるゴミに出してしまったらせっかく吸収した二酸化炭素がまた放出されてしまう。去年の分は枯れたヤツを庭にほったらかしておいたらだんだん体積が小さくなって、いわゆる土に還った状態になった。でもそれって結局微生物とかダソゴムシ君とかが分解する過程で二酸化炭素は出ていることになる。ゆえに草を植えるのは室温上昇を防ぐ効果はあっても二酸化炭素を削減する効果は低いと考えざるを得ない。

そこで木だ。木なら葉っぱは落ちても幹の部分は生きている限り炭素が保持されるはず。てなわけで去年、春ごろスーパーで買ったりんごの種を6つくらい植えたら全部芽が出て、まだ1年もたっていないのに苗木にまでなった。ヤツら秋には生意気にも紅葉して今は坊主だ。近頃そのうちの一本に新芽が出てきて、コイツは第一回の越冬成功ということになる。他のヤツらはまだわからない。

ただし木を育てるのに一番の問題は、うちが借家だということだ。今の苗木はまだみんな鉢に植わっているが、これが大きくなったところで敷地には植えられまい。これもどうしようか思案中だ。青森の伯父さんが引き取ってくれないかなとそれとなくもちかけているのだが笑われるばかりで見込みは薄い。

ダソナにはその無計画な栽培行動をどうにかしろと言われている。にもかかわらず今年も、また無暗に植えてしまった。でもやっぱり芽が出るのは楽しみではある。

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